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Symfoware Analytics Server(Operational Data Store編) V12.3.0 解説書
FUJITSU Software

3.2.2 ロード機能の運用

ロードの実行はdlofentryコマンドで行います。
dlofentryコマンドで格納する単位は、1つの入力データファイルです。たとえば、5つの入力データファイルを格納する場合は、dlofentryコマンドを5回実行します。

ロードコマンドのパラメタ指定方法には、以下の2つの形式があります。

各パラメタをコマンドの引数として直接指定する場合

Linux各パラメタをdlofentryコマンドの引数として、直接指定します。

例1)カテゴリ「CAT1」に対して、入力データファイル「/DIRX/FIDX1.xml」を格納する

dlofentry cat_name=CAT1 in_file=/DIRX/FIDX1.xml result_file=/DIRX/FRX1

コマンド実行後、入力データファイルは蓄積データファイルとして、カテゴリ定義機能で指定したディレクトリに格納され、管理されます。コマンドの実行結果は「/DIRX/FRX1」に出力されます。

入力添付ファイルを格納するには、ロードコマンドの起動パラメタに入力添付ファイル、蓄積添付ファイルの格納先領域、アーカイブ形式を指定します。

例2)入力データファイル「/DIRX/FIDX1.xml」をCAT1カテゴリに格納し、入力添付ファイル「/tmp/attach」をtgz形式で「/ATTACH」に格納する

dlofentry cat_name=CAT1 in_file=/DIRX/FIDX1.xml in_attach=/tmp/attach attach_archive=tgz attach_dir=/ATTACH attach_bak=/ATTACHbak result_file=/DIRX/FRX1 

Windows各パラメタをdlofentryコマンドの引数として、直接指定します。

例1)カテゴリ「CAT1」に対して、入力データファイル「D:\DIRX\FIDX1.xml」を格納する

dlofentry cat_name=CAT1 in_file=D:\DIRX\FIDX1.xml result_file=D:\DIRX\FRX1

コマンド実行後、入力データファイルは蓄積データファイルとして、カテゴリ定義機能で指定したディレクトリに格納、管理されます。コマンドの実行結果は「/DIRX/FRX1」に出力されます。

入力添付ファイルを格納するには、ロードコマンドの起動パラメタに入力添付ファイル、蓄積添付ファイルの格納先領域、アーカイブ形式を指定します。

例2)入力データファイル「D:\DIRX\FIDX1.xml」をCAT1カテゴリに格納し、入力添付ファイル「D:\tmp\attach」をにtgz形式で「D:\ATTACH」に格納する

dlofentry cat_name=CAT1 in_file=D:\\DIRX\\FIDX1.xml in_attach=D:\\tmp\\attach attach_archive=tgz attach_dir=D:\\ATTACH attach_bak=D:\\ATTACHbak result_file=D:\\DIRX\\FRX1 

各パラメタを記述した起動情報ファイルをコマンドの引数として指定する場合

各パラメタはファイルに記述し、dlofentryコマンドの引数にはファイル指定であることを示すパラメタ「init_file」を指定します。

Linux起動情報ファイル:/DIRC/FIP1

cat_name=CAT1
in_file=/DIRX/FIDX1.xml
result_file=/DIRX/FRX1
-The End-

起動情報ファイルをコマンドの引数として指定する例

dlofentry init_file=/DIRC/FIP1

Windows起動情報ファイル:D:\DIRC\FIP1

cat_name=CAT1
in_file=D:\DIRX\FIDX1.xml
result_file=D:\DIRX\FRX1
-The End-

起動情報ファイルをコマンドの引数として指定する例

dlofentry init_file=D:\\DIRC\\FIP1

参照

  • 操作の詳細は、“運用ガイド”の“データの格納”を参照してください。

  • ロードコマンドのパラメタ詳細については、“コマンドリファレンス”の“dlofentry”を参照してください。