ページの先頭行へ戻る
Linkexpress Replication optionV5.0L20 コマンドリファレンス
FUJITSU Software

1.3 lxrepclproc(レプリケーションサービスのプロシジャリソースの登録)

[名称]

レプリケーションサービスのプロシジャリソースの登録コマンド

[抽出対象データベース]

[形式]

LinuxLinuxの場合
lxrepclproc  -A
             -n  リソース名
             -r  動作環境ファイルのパス名
             -s  Symfoware Server ClientまたはEnterprise Postgres Clientのインストールディレクトリ名
             -w  作業ディレクトリ名
             -U  レプリケーションサービスを開始または停止するOSのユーザ名
             -l  { C | ja_JP.UTF-8 }
          [  -p  プロシジャ名  ]
          [  -u  ユーザ名    ]
          [  -S  { CONTINUE | BREAK | RETRY }  ]
          [  -m  { YES | NO }  ]
SolarisSolarisの場合
lxrepclproc  -A
             -n  リソース名
             -r  動作環境ファイルのパス名
             -s  Symfoware Server ClientまたはEnterprise Postgres Clientのインストールディレクトリ名
             -w  作業ディレクトリ名
             -U  レプリケーションサービスを開始または停止するOSのユーザ名
             -l  { C | ja_JP.UTF-8 | ja_JP.eucJP | ja | ja_JP.PCK }
          [  -p  プロシジャ名  ]
          [  -u  ユーザ名    ]
          [  -S  { CONTINUE | BREAK | RETRY }  ] 
          [  -m  { YES | NO }  ]

[機能説明]

クラスタシステムへのレプリケーションサービスの状態遷移プロシジャの登録と、状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースを登録します。また、クラスタシステムからの状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースの削除と状態遷移プロシジャの削除を行います。

なお、登録するプロシジャリソースのリソースクラスは“Application”です。

本コマンドは、フェイルオーバ対応機能を利用している場合に利用できます。

[オプションの意味]

-A

レプリケーションサービスのプロシジャリソースを登録します。
正常に登録した場合には、標準出力にリソースIDを表示します。


-n リソース名

クラスタシステムへ登録するレプリケーションサービスのプロシジャリソース名を指定します。


-r 動作環境ファイルのパス名

クラスタシステムへ登録するレプリケーションサービスの動作環境ファイルのパス名を絶対パスで指定します。


-s Symfoware Server ClientまたはEnterprise Postgres Clientのインストールディレクトリ名

Symfoware Server ClientまたはEnterprise Postgres Clientのインストールディレクトリ名を絶対パスで指定します。


-w 作業ディレクトリ名

リソースの登録に必要になる一時的なファイル、レプリケーションサービスを開始または停止するために必要な一時的なデータおよびトレースファイルを格納するためのディレクトリを、絶対パスで指定します。


-U レプリケーションサービスを開始または停止するOSのユーザ名

レプリケーションサービスを開始または停止するOSのユーザ名を指定します。


Linux-l { C | ja_JP.UTF-8 }

状態遷移プロシジャからレプリケーションサービスを開始または停止する際の環境変数LANGの値を指定します。


Solaris-l { C | ja_JP.UTF-8 | ja_JP.eucJP | ja | ja_JP.PCK }

状態遷移プロシジャからレプリケーションサービスを開始または停止する際の環境変数LANGの値を指定します。


-p プロシジャ名
LinuxLinuxの場合

状態遷移プロシジャのプロシジャ名を指定します。本オプションは、複数のレプケリーションサービスをクラスタシステムに登録する場合に指定します。本オプションを省略した場合は、“switch.FJSVlnkre”が指定されたものとみなします。

SolarisSolarisの場合

状態遷移プロシジャのプロシジャ名を指定します。本オプションは、複数のレプリケーションサービスをクラスタシステムに登録する場合に指定します。本オプションを省略した場合は、“switch.FSUNlnkre”が指定されたものとみなします。


-u ユーザ名

レプリケーションプロセスがSymfoware ServerまたはEnterprise Postgresに接続するユーザの名前を63バイト以内の文字列で指定します。ユーザにはSymfoware ServerまたはEnterprise PostgresのロールとしてSUPERUSER権限が付与されている必要があります。本オプションを省略した場合は、-Uオプションに指定されたOSのユーザ名が指定されたものとみなされます。


-S { CONTINUE | BREAK | RETRY }

レプリケーションサービスの開始に失敗した場合にクラスタアプリケーションの状態遷移の継続設定を指定します。

CONTINUE :クラスタアプリケーションの状態遷移を継続します。
BREAK :クラスタアプリケーションの状態遷移を中断します。
RETRY:レプリケーションサービスの起動をリトライします。リトライに失敗した場合は、クラスタアプリケーションの状態遷移を中断します。

本オプションを省略した場合は、“CONTINUE”が指定されたものとみなします。


-m { YES | NO }

レプリケーションサービスのプロセス監視を行うか否かを指定します。

YES : レプリケーションサービスのプロセス監視を行います。
NO : レプリケーションサービスのプロセス監視を行いません。

本オプションでYESを指定した場合、作成されるプロセス監視のシェル名は“CLmon.<プロシジャ名>”となります。プロシジャ名は本コマンドの-pオプションに依存します。作成されるプロセス監視のシェルの配置先は以下となります。

LinuxLinuxの場合
/opt/FJSVlnkre/etc
SolarisSolarisの場合
/opt/FSUNlnkre/etc

すでに同じ名前のシェルが存在していると本コマンドは異常終了してしまうため、プロセス監視のシェルは退避してください。

本オプションを省略した場合は、“NO”が指定されたものとみなします。

[表示形式]

[注意事項]

[復帰値]

0:正常終了

0以外:異常終了