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Linkexpress Replication optionV5.0L20 導入運用ガイド
FUJITSU Software

3.1.3 レプリケーション対象のデータベースの作成

ここでは、レプリケーションの対象となるデータベースの作成方法について説明します。手順を以下に示します。

  1. 複写元データベースの定義・創成

  2. 複写先データベースの定義

なお、データベースを作成するには、Oracle、Symfoware ServerまたはEnterprise Postgresを起動する必要があります。

3.1.3.1 複写元データベースの定義・創成

複写元データベースの定義は、sqlplusコマンドなどでSQL文を実行することでOracleデータベースを定義します。また、複写元データベースのデータ創成は、SQL*Loaderコマンド、sqlplusコマンドまたは利用者プログラムにより行います。

注意

表の定義時には、一意性制約を指定してください。

参照

複写元データベースの定義・創成の詳細はOracleのマニュアルを参照してください。

3.1.3.2 複写先データベースの定義

Symfoware ServerまたはEnterprise Postgresの機能により、複写先データベースの定義を行います。

すでにデータベースが定義されている場合は、定義内容が正しいことを確認してください。

注意

  • 表定義を行うとき、PRIMARY KEYが必要です。Linkexpress Replication optionでは、抽出データの複写対象の行を特定するためにPRIMARY KEYが必要です。

  • Linkexpress Replication optionでは、複写先データベースを更新した場合の動作保証はしていません。複写先データベースを更新するような利用者プログラムを実行しないようにしてください。

参照

  • 複写先データベースがSymfoware Server (Postgres)またはEnterprise Postgresの場合には、psqlコマンドなどでデータベースの定義や定義内容の確認ができます。

  • 複写先データベースがSymfoware Server (Nativeインタフェース)の場合には、rdbddlexコマンドによるデータベースの定義やrdbprtコマンドで定義内容の確認ができます。

  • Symfoware ServerまたはEnterprise Postgresのコマンドの詳細については、Symfoware ServerまたはEnterprise Postgresのマニュアルを参照してください。