PRIMECLUSTERでは、全てのクラスタ情報をノード間で完全に複製して、ソフトウェアの一点故障を回避します。また、冗長化された複数のクラスタインタコネクトにより、ハードウェアの一点故障 (Single Point of Failure) も回避することができます。また、PRIMECLUSTERのHAマネージャであるRMSにより、ノード障害の発生時に、ユーザ業務をフェイルオーバさせることができるので、業務の可用性を保証します。さらに、PRIMECLUSTERには、ネットワークの可用性を向上させるオプションのネットワーク負荷分散モジュール (GLS) も存在します。
なお、二点以上が同時に故障した場合、データの整合性を保証するため、ユーザ業務のフェイルオーバが発生しない場合があります。