Symfoware/RDBの定量制限を以下に示します。
項目 | 定量制限 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
データベース数 | 無制限 | |||||
名標の長さ | 英字 | データベース名 | 36文字以内 (注1) | |||
スキーマ名 | 36文字以内 (注1) (注2) | |||||
表名 | 36文字以内 (注1) (注2) | |||||
列名 | 36文字以内 (注1) | |||||
インデックス名 | 36文字以内 (注1) (注2) | |||||
DSO名 | 36文字以内 (注1) | |||||
DSI名 | 36文字以内 (注1) | |||||
データベーススペース名 | 36文字以内 (注1) | |||||
カーソル名 | 36文字以内 (注1) | |||||
相関名 | 36文字以内 (注1) | |||||
ルーチン名 | 36文字以内 (注1) | |||||
スコープ名 | 36文字以内 (注1) | |||||
トリガ名 | 36文字以内 (注1) | |||||
SQL文識別子 | 36文字以内 (注1) | |||||
SQL変数名 | 36文字以内 (注1) | |||||
文ラベル | 36文字以内 (注1) | |||||
パラメタ名 | 36文字以内 (注1) | |||||
条件名 | 36文字以内 (注1) | |||||
認可識別子 | 18文字以内 | |||||
記述子名 | 36文字以内 | |||||
コネクション名 | 36文字以内 | |||||
SQLサーバ名 | 36文字以内 | |||||
順序名 | 36文字以内 (注1) | |||||
ロール名 | 36文字以内 (注1) | |||||
ロググループ名 | 18文字以内 | |||||
共用バッファ識別子 | 18文字以内 | |||||
日本語 | データベース名 | 18文字以内 | ||||
スキーマ名 | 18文字以内 (注2) | |||||
表名 | 18文字以内 (注2) | |||||
列名 | 18文字以内 | |||||
インデックス名 | 18文字以内 (注2) | |||||
DSO名 | 18文字以内 | |||||
DSI名 | 18文字以内 | |||||
データベーススペース名 | 18文字以内 | |||||
カーソル名 | 18文字以内 | |||||
相関名 | 18文字以内 | |||||
ルーチン名 | 18文字以内 | |||||
スコープ名 | 18文字以内 | |||||
トリガ名 | 18文字以内 | |||||
SQL文識別子 | 18文字以内 | |||||
SQL変数名 | 18文字以内 | |||||
文ラベル | 18文字以内 | |||||
パラメタ名 | 18文字以内 | |||||
条件名 | 18文字以内 | |||||
認可識別子 | 9文字以内 | |||||
記述子名 | 18文字以内 | |||||
コネクション名 | 18文字以内 | |||||
SQLサーバ名 | 18文字以内 | |||||
順序名 | 18文字以内 | |||||
ロール名 | 18文字以内 | |||||
ロググループ名 | 18文字以内または12文字以内 (注3) | |||||
共用バッファ識別子 | 18文字以内 | |||||
スキーマ要素 | 実表数/スキーマ | 無制限 | ||||
列数/表 | 32,000個 | |||||
表の行長 | SEQUENTIAL構造(BLOB型を含む場合) | 2,000メガバイト | ||||
SEQUENTIAL構造(BLOB型を含まない場合)またはRANDOM構造 | 32,000バイト | |||||
OBJECT構造 | 2,047メガバイト+32,000バイト | |||||
一意性制約を構成する列数 | 64列 | |||||
一意性制約を構成するデータ長 | 1,000バイト | |||||
既定値オプションのデータ長 | 3,000バイト (注4) | |||||
容量/表 | ペタバイトオーダ | |||||
注釈定義 | 256バイト | |||||
トリガ定義文の探索条件の文字列長 | 15,000バイト | |||||
トリガ定義文の被トリガSQL文の文字列長 | 15,000バイト | |||||
ビュー定義文の問合せ指定の文字列長 | 32,000バイト (注5) | |||||
プロシジャルーチン定義の文字列長 | 無制限 | |||||
格納構造要素 | 実表 | DSO数/スキーマ | 無制限 | |||
DSI数 | 無制限 | |||||
DSI数/DSO | 無制限 | |||||
分割条件を指定する固定長文字列型の1つあたりのデータ長 | CHARACTER | 254文字 | ||||
NATIONAL CHARACTER | 127文字 | |||||
キー構成列数 | 64列 | |||||
クラスタのキーの長さ | 1,000バイト | |||||
ページ長(BLOBが31キロバイト以内) | 1、2、4、8、16、32キロバイト | |||||
ページ長(BLOBが32キロバイト以上) | 32キロバイト | |||||
容量/DSI | 2テラバイト未満 | |||||
DSIの静的容量拡張/拡張量 | 2,097,151キロバイト | |||||
DSIの動的容量拡張/1回の拡張量 | 2,097,151キロバイト | |||||
DSIの動的容量拡張/拡張契機 | 2テラバイト未満 | |||||
DSI領域のアラームポイント | 2テラバイト未満 | |||||
インデックス | DSO数 | 無制限 | ||||
DSI数 | 無制限 | |||||
DSI数/DSO | 無制限 | |||||
キー構成列数 | 64列 | |||||
キーの長さ | 1,000バイト | |||||
ページ長 | 1、2、4、8、16、32キロバイト | |||||
容量/DSI | 2テラバイト未満 | |||||
DSIの静的容量拡張/拡張量 | 2,097,151キロバイト | |||||
DSIの動的容量拡張/1回の拡張量 | 2,097,151キロバイト | |||||
DSIの動的容量拡張/拡張契機 | 2テラバイト未満 | |||||
DSI領域のアラームポイント | 2テラバイト未満 | |||||
扱えるデータ種と属性(C) | 文字 | 固定長 | 32,000バイト | |||
可変長 | 32,000バイト | |||||
日本語文字 | 固定長 | 32,000バイト | ||||
可変長 | 32,000バイト | |||||
数字 | 外部10進表現 | 18桁 | ||||
内部2進表現 | 2バイト | -32,768 から 32,767 | ||||
4バイト | -2,147,483,648 から 2,147,483,647 | |||||
8バイト | -999,999,999,999,999,999から999,999,999,999,999,999 | |||||
内部10進表現 | 18桁 | |||||
浮動小数点表現 | 4バイト | 3.4E +/- 38 (7 桁) | ||||
8バイト | 1.7E +/- 308 (15 桁) | |||||
BLOB | 2ギガバイト | |||||
扱えるデータ種と属性(COBOL) | 文字 | 固定長 | 32,000文字 | |||
可変長 | 32,000文字 | |||||
日本語文字 | 固定長 | 16,000文字 | ||||
可変長 | 16,000文字 | |||||
数字 | 外部10進表現 | 18桁 | ||||
内部2進表現 | 2バイト | 4桁 | ||||
4バイト | 9桁 | |||||
内部10進表現 | 18桁 | |||||
浮動小数点表現 | 4バイト | 仮数桁数6以下 | ||||
8バイト | 仮数桁数7以上 | |||||
BLOB | 2ギガバイト | |||||
プロシジャルーチン定義 | SQLパラメタ宣言リストに指定できるSQLパラメタ宣言の数 | 32,767個 | ||||
局所宣言リストに指定できる局所宣言の数 | 32,767個 | |||||
SQL変数宣言に指定できるSQL変数名の数 | 32,767個 | |||||
ハンドラ宣言に指定できる条件値の数 | 32,767個 | |||||
SQL文リストに指定できるSQL手続き文の数 | 32,767個 | |||||
GRANT文/REVOKE文 | 権限受領者に指定できる認可識別子またはロール名の数 | 32,767個 | ||||
ロール付与またはロール剥奪に指定できるロール名の数 | 32,767個 | |||||
データ操作文 | アプリケーションの1プロセスあたりの最大コネクション数 | ローカルアクセス | 512 | |||
リモートアクセス | 無制限 | |||||
選択リストに指定可能な値式数 | 32,000個 | |||||
選択リストに指定可能な列の合計長 | 2ギガバイト-1(注6) | |||||
表式のFROM句に指定可能な表参照の数 | 128個 | |||||
GROUP BY句に指定可能な値式数 | 32,000個 | |||||
ORDER BY句に指定可能な値式数 | 32,000個 | |||||
1つの問合せ式に指定できる問合せ項の数 | 64個 (注7) | |||||
1つの参照表に指定できる結合表の入れ子の数 | 128個 (注8) | |||||
1つの値式に指定できる関数または演算式の数 | 128個 (注9) | |||||
1つの行値構成子に指定できる値式の数 | 127個 | |||||
1つのファンクションルーチン指定の引数リストに指定可能な値式の合計長 | 2ギガバイト-1 (注10) | |||||
1つのセションで同時に処理可能なカーソル数 | 無制限 | |||||
1つのセションで同時に接続できるコネクション | 16 | |||||
1つのSQL文の文字列長 | 静的SQL | 無制限 | ||||
動的SQL | 32キロバイト | |||||
1つのSQL文に指定できる動的パラメタ指定の数 | 32,767個 | |||||
IN述語の限定値リストに指定できる値指定の数 | 32,767個 | |||||
USING句に指定できる引数の数 | 32,767個 | |||||
結合表に指定できる結合演算項の数(注11) | 128個 | |||||
表宣言に指定できる表名の数 | 32,767個 | |||||
COALESCEに指定できる値式の数 | 32,767個 | |||||
CASE式に指定できる単純WHEN句または探索WHEN句の数 | 32,767個 | |||||
ASSIST指定 | ASSIST要素に指定できる制約ASSISTの数 | 128個 | ||||
ジョインASSISTに指定できるASSIST表要素の数 | 128個 | |||||
RDBシステムで管理可能なデータベース規模 | 10ペタバイト×ロググループ数 (注12) | |||||
ロググループ数 (注13) | 100個 (注14) | |||||
データベーススペースの割付けサイズ | 1キロバイト以上2テラバイト未満(注15) | |||||
RDBディクショナリの割付けサイズ | 2テラバイト未満(注15) | |||||
DSIの割付けサイズ | 2テラバイト未満 | |||||
RDBディレクトリファイルの割付けサイズ | 4テラバイト未満(注15) | |||||
テンポラリログファイル | BIログ域サイズ | 16ギガバイト未満 | ||||
AIログ域サイズ | 16ギガバイト未満 | |||||
インダウトログファイルのサイズ | 16ギガバイト未満 | |||||
アーカイブログファイルのサイズ | 制限なし | |||||
アンロードファイル(rdbunl、rdbunlsql、rdbunlx、rdbunladt)のサイズ | 制限なし | |||||
入力データファイル(rdbsloader、rdbsaloader、rdbsuloader)のサイズ | 制限なし | |||||
入力データファイル(rdbupt)のサイズ | 2ギガバイト未満 | |||||
DSI退避ファイル(rdbdmp)のサイズ | 制限なし | |||||
RDBディクショナリ退避ファイル(rdbdmpdic)のサイズ | 制限なし | |||||
アーカイブログ退避ファイル(rdblog -B)のサイズ | 制限なし | |||||
アプリケーションの1プロセスあたりの最大コネクション数 | ローカルアクセス | 512 | ||||
リモートアクセス | 制限なし | |||||
ソート作業域のサイズ | 制限なし | |||||
1つのデータベーススペース内に作成可能なサブエクステント数 (注16) | 262,138個 | |||||
パフォーマンスデータ格納ファイルのサイズ | 制限なし | |||||
コアファイルのサイズ | 制限なし |
注1) Symfoware/RDBと組み合わせて使用する製品で18文字を超える識別子を扱えない場合は、システム用の動作環境ファイルでNAME_SIZE_CHECK=YESを指定することにより、19文字以上の資源名を定義できないようにチェックすることができます。19文字以上の資源名の定義に対しては、エラーが返却されます。
注2)格納構造定義を行わない場合は8文字以内です。ただし、システム用の動作環境ファイルでDEFAULT_DSI_NAME=CODEを指定した場合、または、デフォルトデータベーススペースに表またはインデックスを作成する場合は、定量制限どおりとなります。
注3) Symfoware/RDBの文字コード系がEUCコードまたはシフトJISコードの場合は18文字以内となります。Symfoware/RDBの文字コード系がUNICODEの場合は12文字以内となります。
注4) 既定値オプションを文字列定義で指定する場合、データ中の引用符は2バイトとして数えます。
注5) 30,000バイトを超える問合せ指定を定義した場合、システム表のテーブルRDBII_SYSTEM.RDBII_DESCRIPTIONの、列DESC_VALUEには、30,000バイトまでしか格納されません。
注6) 以下の見積り式で2ギガバイト-1まで指定可能です。
列の合計長 =選択リストに指定した列の合計長 + (選択リストに指定したBLOB列数 × 8) + NULL値を許可する列数(表定義でNOT NULLを指定していない列数) + (可変長の列数 × 2)
なお、選択リストに定数を指定した場合、返却データのデータ型は指定する定数に依存します。
定数を指定した場合のデータ型については、“2.1.2 定数”を参照してください。
注7) 1つの問合せ式として、問合せ項UNION(またはUNION ALL)を複数指定した場合のUNION(またはUNION ALL)の数の定量制限値です。
以下にこの定量制限値でのUNION(またはUNION ALL)の数え方の例を示します。
以下の例の場合、UNIONの数は2個です。
SELECT 倉庫番号 FROM 在庫管理.在庫表 UNION SELECT 取引先 FROM 在庫管理.発注表 UNION SELECT 会社番号 FROM 在庫管理.会社表
上記例の数え方については、以下のとおりです。
注8) FROM句に指定できる1つの表参照として、結合表を入れ子で指定した場合の結合表の数の定量制限値です。
以下にこの定量制限値での結合表の数え方の例を示します。
以下の例の場合、結合表の数は4個です。
SELECT * FROM 在庫管理.会社表 LEFT JOIN (在庫管理.在庫表4 LEFT JOIN (在庫管理.在庫表3 LEFT JOIN (在庫管理.在庫表2 LEFT JOIN 在庫管理.在庫表1 ON 在庫表2.倉庫番号 = 1) ON 在庫表3.倉庫番号 = 1) ON 在庫表4.倉庫番号 = 1) ON 会社表.会社番号 = 1
上記例の数え方については、以下のとおりです。
注9) 1つの値式に指定した関数または演算式の合計数の定量制限値です。
関数の場合、1つの値式として、関数を入れ子で指定した場合の入れ子の数です。
演算式の場合、1つの値式として、演算式を複数指定した場合の演算式の数です。
なお対象となる値式は、以下のとおりです。
列指定
数値関数
データ列値関数
日時値関数
ファンクションルーチン指定
CASE式
CAST指定
数値式(単項演算子または二項演算子)
データ列値値式(連結演算子)
日時値式(日時演算)
時間隔値式(時間隔演算)
以下にこの定量制限値での関数および演算式の数え方の例を示します。
以下の例の場合、関数の数は4個です。
SELECT CHAR_LENGTH(SUBSTRING(CAST(倉庫番号 AS CHAR(10)) FROM 在庫数量)) FROM 在庫管理.会社表
上記例の関数の数え方については、以下のとおりです。
以下の例の場合、演算式の数は6個です。
SELECT CHAR_LENGTH(会社名)+CHAR_LENGTH(電話番号)+CHAR_LENGTH(住所) FROM 在庫管理.会社表
上記例の演算式の数え方については、以下のとおりです。
注10) 以下の見積り式で2ギガバイト-1まで指定可能です。
引数リストの合計長 =引数リストに指定した値式の合計長 + 戻りデータ型の長さ + 2MB 引数リストに指定した値式の合計長 : SQL文に複数のファンクションルーチンを指定している場合、各ファンクションルーチンについて引数リストに指定した値式の合計長を求め、その合計長のうち、最長の値を指定してください。 引数リストに指定した値式がBLOB型を含む、かつ、値式の合計長が128K以上の場合、BLOB型の値式については実データ長で算出してください。BLOB型以外の値式については定義長で算出してください。 戻りデータ型の長さ: SQL文に複数のファンクションルーチンを指定している場合、各ファンクションルーチンの戻りデータ型の定義長のうち、最長の値を指定してください。
注11) FROM句に指定できる1つの結合表として、結合演算項の数の定量制限値です。
以下にこの定量制限値での結合演算項の数え方の例を示します。
以下の例の場合、結合演算項の数は4個です。
SELECT * FROM 在庫管理.会社表 LEFT JOIN 在庫管理.在庫表4 ON 会社表.会社番号 = 1 LEFT JOIN 在庫管理.在庫表3 ON 在庫表4.倉庫番号 = 1 LEFT JOIN 在庫管理.在庫表2 ON 在庫表3.倉庫番号 = 1 LEFT JOIN 在庫管理.在庫表1 ON 在庫表2.倉庫番号 = 1
上記例の数え方については、以下のとおりです。
注12) スケーラブルログ運用を行っていない場合、ロググループ数は、1になります。スケーラブルログ運用を行っている場合、ロググループ数は、ユーザロググループ数+1となります。
注13) ロググループ数とは、システムロググループ数(1個)とユーザロググループ数の合計値です。ユーザロググループには、監査ログ用ロググループも含まれます。
注14) ロードシェア運用の場合は、ロードシェアシステム全体で最大1600個のロググループが定義できます。
注15) ローデバイスに配置する場合、Solaris 9およびSolaris 10の場合は1テラバイト未満、Solaris 11の場合は2テラバイト未満です。
注16) rdbprtコマンドでデータベーススペースの定義情報を出力した時に、“DSI information”に表示されるDSI情報の数が、データベーススペース内のサブエクステント数です。
コンパイル時の定量制限
1つのコンパイル単位における定量制限を以下に示します。
項目 | 定量制限 | 備考 |
---|---|---|
ホストラベル識別子 | 32個 |
|
日本語名標 | - | ホスト変数名など、C言語では使用不可 |