AdvancedCopy Manager CCMでは、SAN経由コピー制御機能で運用するETERNUS ディスクアレイにアドバンスト・コピーの指示を行う場合、CCMサーバからETERNUS ディスクアレイにアドバンスト・コピーの指示を出すためのアクセスボリュームが必要です。
ETERNUS ディスクアレイの中の論理ボリューム(サイズは任意)を1つ、アクセスボリューム用として、CCMサーバに割り当ててください。
以下に、アクセスボリュームの設定方法について説明します。
ETERNUS ディスクアレイ登録時に、アクセスボリュームを手動で設定する場合
Windowsの場合
アクセスボリュームとして設定するETERNUS ディスクアレイの論理ボリュームをサーバに割り当てます。
割り当てられた論理ボリュームはディスクとして認識されます。
ディスクをMBRディスク形式(DOS形式)、または、GPTディスク形式で初期化します。
パーティションを作成し、ドライブ文字を割り当てます。
Solarisの場合
アクセスボリュームとして設定するETERNUS ディスクアレイの論理ボリュームをサーバに割り当てます。
割り当てられた論理ボリュームはディスクとして認識されます。
ディスクをEFIラベル付きディスク、または、VTOCラベル付きディスクで初期化します。
Linuxの場合
アクセスボリュームとして設定するETERNUS ディスクアレイの論理ボリュームをサーバに割り当てます。
割り当てられた論理ボリュームはディスクとして認識されます。
ディスクをMBRディスク形式(DOS形式)、または、GPTディスク形式で初期化します。
注意
アクセスボリュームとして割り当てた論理ボリュームを、アドバンスト・コピーのコピー対象にしないでください。
ETERNUS ディスクアレイ登録時に、アクセスボリュームを自動で設定する場合
アクセスボリュームとして設定するETERNUS ディスクアレイの論理ボリュームをサーバに割り当てます。
割り当てられた論理ボリュームはディスクとして認識されます。
アクセスボリュームを自動で設定した後、設定されたアクセスボリュームがアドバンスト・コピーのコピー対象になっていないことを確認してください。アクセスボリュームがアドバンスト・コピーのコピー対象になっていた場合は、acarray changeコマンドを使用して、アクセスボリュームを変更してください。