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ETERNUS SF Express 16.6 運用ガイド
FUJITSU Storage

4.4.2 アクセスボリュームの設定

Expressマネージャーでは、SAN経由コピー制御機能で運用するETERNUS ディスクアレイにアドバンスト・コピーの指示を行う場合、運用管理サーバからETERNUS ディスクアレイにアドバンスト・コピーの指示を出すためのボリュームが必要です。このボリュームを、アクセスボリュームといいます。

ETERNUS ディスクアレイの中の論理ボリュームを1つ、アクセスボリューム用として、運用管理サーバに割り当ててください。

ポイント

LAN経由コピー制御機能で運用する装置を登録する場合、アクセスボリュームの指定は不要です。

Windows環境の場合

運用管理サーバで、以下の手順に従って、アクセスボリュームを設定してください。

  1. アクセスボリュームとして使用するETERNUS ディスクアレイの論理ボリュームを、サーバに割り当てます。
    割り当てられた論理ボリュームは、ディスクとして認識されます。

  2. ディスクをMBRディスク形式(DOS形式)、または、GPTディスク形式で初期化します。

  3. パーティションを作成し、ドライブ文字を割り当てます。

Linux環境の場合

運用管理サーバで、以下の手順に従って、アクセスボリュームを設定してください。

  1. アクセスボリュームとして使用するETERNUS ディスクアレイの論理ボリュームを、サーバに割り当てます。
    割り当てられた論理ボリュームは、ディスクとして認識されます。

  2. ディスクをMBRディスク形式(DOS形式)、または、GPTディスク形式で初期化します。