ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF Express 16.6 運用ガイド
FUJITSU Storage

4.3.1 トラブル状況の確認

Webコンソールを利用してトラブルの状況を確認します。

Webコンソールは、各装置の状態をアイコンやメッセージで表示するため、かんたんにトラブルの状況を把握できます。

4.3.1.1 Dashboardを使用する場合

Dashboardでは、管理対象装置のステータスやETERNUS SFシステムに関するすべてのログの状況を一目で把握できます。また、パネル内のリンクをクリックして、エラー部品の一覧や関連するサーバの一覧などの詳細情報を、ドリルダウンして表示できます。

図4.2 Dashboard

トラブルが発生した場合、メニュー領域の総合ステータスが"Error"または"Warning"となります。この状態では業務に影響を及ぼす可能性があるため、トラブル内容を確認して対処してください。

トラブル内容を確認するには、装置ステータスパネルまたはログパネルを使用してください。
装置ステータスパネルおよびログパネルの追加方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の、「装置ステータスの表示」および「ログの一覧表示」を参照してください。

トラブルが発生した場合、各パネルには、対象となる装置に"Error"()または"Warning"()アイコンが表示されます。

パネル上で装置の名前をクリックすると、詳細ダイアログが表示されます。

図4.3 詳細ダイアログ

詳細ダイアログでは、異常箇所および関連するイベントログなどを参照できます。

詳細ダイアログの[ログ]タブにおいて、日付をクリックすると、各種ログの詳細を参照できます。

注意

装置の部品ステータスの自動更新をサポートしていない装置の場合、本製品は装置から装置の部品ステータスを自動で取得しません。このため、異常または警告レベルのイベントを受信したときは、詳細ダイアログで、[エラー情報の収集]ボタンをクリックし、構成要素のステータスを手動で更新してください。
装置の部品ステータスの自動更新をサポートしている装置の場合は、構成要素のステータスの手動更新作業は不要です。装置の部品ステータスの自動更新をサポートしている装置は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「装置の部品ステータスの監視」を参照してください。

4.3.1.2 Detail Viewを使用する場合

以下の項目を確認してください。

注意

装置の部品ステータスの自動更新をサポートしている装置の場合、本製品は装置から装置の部品ステータスを自動で取得するため、装置情報が自動で表示されます。装置の部品ステータスの自動更新をサポートしている装置は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「装置の部品ステータスの監視」を参照してください。

装置の部品ステータスの自動更新をサポートしていない装置の場合、本製品は装置から装置の部品ステータスを自動で取得しません。このため、異常または警告レベルのイベントを受信したときやストレージシステムの状態が復旧したときは、ストレージシステムの構成要素のステータスを手動で更新してください。トラブルが発生した装置の装置ステータスは、自動的に更新されます。
操作の詳細は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「ETERNUS ディスクアレイの設定情報の再読込み」を参照してください。

ポイント

アイコンが更新されるのは、以下のどちらかの場合です。

  • ディスクアレイから、より高いレベルの警告のイベントが通知されたとき

  • Webコンソールで設定情報の再読込みをしたとき