メッセージ中にパラメーターとして挿入される、ETERNUS ディスクアレイのエラーコードおよび詳細エラーメッセージについて説明します。
なお、表にないエラーメッセージが出力された場合は、ハードウェア障害の発生が考えられるので、当社技術員(CE)に連絡してください。
エラー | エラーメッセージ | 説明 | 対処方法 |
---|---|---|---|
2 | invalid logical volume name. | コピー元デバイスまたはコピー先デバイスが実在しません。 | 本メッセージは、異なるOS間でLogical Unit(ディスク)からLogical Unit(ディスク)へのコピーを行ったときに表示される場合があります。該当する場合は、運用設計の見直しが必要です。詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「運用上の注意事項」にある「異なるOS間でコピーを実施する場合の注意事項」を参照してください。 上記以外の場合は、指定したコピー元デバイスまたはコピー先デバイスが存在するか確認してください。 |
3 | invalid extent number. | 内部矛盾が発生しました。 | 当社技術員(SE)に資料採取を依頼してください。(注) |
4 | invalid source BoxID. | 内部矛盾が発生しました。 | |
5 | invalid destination BoxID. | 内部矛盾が発生しました。 | |
6 | invalid source OLU. | コピー元デバイスまたはコピー先デバイスが実在しません。 | コピー元デバイスのパーティション情報を確認してください。 |
7 | invalid destination OLU. | コピー元デバイスまたはコピー先デバイスが実在しません。 | コピー先デバイスのパーティション情報を確認してください。 |
8 | invalid extent. | コピー元デバイスまたはコピー先デバイスが実在しません。 | コピー元デバイスまたはコピー先デバイスのパーティション情報を確認してください。 |
筐体間経路異常などで反転/モード変更が異常終了し、コピー元デバイスまたはコピー先デバイスのETERNUS ディスクアレイの関係が異常状態になっているセッションに対して、コピー再開を実行しました | 筐体間経路を復旧したあと、以下の手順を実施してください。
それぞれのコマンドの詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「コマンドリファレンス」を参照してください。 | ||
11 | invalid source extent size. | 内部矛盾が発生しました。 | 当社技術員(SE)に資料採取を依頼してください。(注) |
12 | invalid copy interval. | 指定したコピー間隔が不当です。 | |
17 | not support. | 指定したコピー機能はサポートされていません。 | 当社技術員(CE)に連絡してください。 |
22 | not STX. | コピー元デバイスまたはコピー先デバイスが実在しません。 | コピー元デバイスまたはコピー先デバイスのパーティション情報を確認してください。 Linux KVMのWindowsゲストOSでバックアップ管理機能を使用していないか確認してください(WindowsゲストOSでは、レプリケーション管理機能だけを利用可能です)。 |
24 | hardware error requiring CE-CALL. | SCSIエラー(CheckCondition)を検出しました。 | コピーセッションの状態および装置の接続状態を確認したあと、再実行してください。 |
25 | SCSI condition met. | SCSIエラー(Condition met)を検出しました。 | |
26 | SCSI command busy. | 以下のどれかの事象が発生しました。該当する事象を確認し、その事象に対する適切な対処を実施してください。 | |
カスケードコピーの場合、以下のどれかに該当している可能性があります。
カスケードコピーとは、以下のどちらかを指しています。
| 以下を確認してください。
カスケードコピーの詳細は、使用するETERNUS ディスクアレイのマニュアルで確認してください。 | ||
OPC/QuickOPC/SnapOPC/SnapOPC+によるバックアップまたはレプリケーション実行後にリストアを行う場合、OPCでリストアを実行していません。 | OPC/QuickOPC/SnapOPC/SnapOPC+によるバックアップまたはレプリケーション実行後にリストアを行う場合、OPCでリストアを実行していることを確認してください。 | ||
コピー先デバイスが、ほかのコピー先として使用中です。 | ほかのコピーで使用していないデバイスをコピー先デバイスに指定して、再実行してください。 | ||
指定された論理ボリュームに対して、すでに別種類のコピーが動作しています。 | 指定した論理ボリュームとセッションを見直してください。 | ||
Snap Data Volumeの初期化中に、セッションを開始した | Snap Data Volumeの初期化が完了したあと、再実行してください。 | ||
ディスクアレイ装置内の同時動作可能数の限界に達しています。 | バックアップ実行状況表示コマンドで指定したデバイスのコピーが終了するのを待ってから、再実行してください。 | ||
SCSIのパスでBUSYを検出しました。 | 数秒(5秒)程度待ってから、再実行してください。 | ||
AdvancedCopy Managerの管理外のコピーが行われています。 | ETERNUS Web GUIを使用してコピーの状況を確認し、ほかで使用していないデバイスを指定してコピーを再実行してください。 | ||
Online Storage Migrationによるデータ移行中のボリュームをコピー先ボリュームに指定して、コピー開始を実行しました。 | コピー先ボリュームの指定を見直して、再実行してください。 | ||
同一論理ユニットまたは同一パーティション/スライスに設定できる同時に動作可能なコピーセッション数を超過しています。 | 同時に動作可能なコピーセッション数を超過しないように運用してください。 QuickOPC/SnapOPC/SnapOPC+運用では、コピー完了後もコピーセッションが存在します。このため、新たにコピーを実施すると、同一論理ユニットまたは同一パーティション/スライスに設定できる同時に動作可能なコピーセッション数を超える場合があります。 | ||
指定した論理ボリュームに対して、XCOPYセッションが存在します。 | Webコンソールで、指定した論理ボリュームのXCOPYセッションが完了したことを確認してから、再実行してください。エラーが解消されない場合は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「XCOPY(Extended Copy)との併用」を参照してください。 | ||
エラーサスペンド状態のセッションに対して、逆方向のセッションを開始しました。 | 『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の以下の箇所を参照してハードウェアの状態を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。
問題が解決しない場合は、当社技術員(SE)に資料採取を依頼してください。(注) | ||
REC Consistencyモードで、同一筐体にマルチコピーとなるコピー操作を実行しました。 | ストレージ装置がサポートしているマルチコピーの構成か確認してください。 | ||
27 | SCSI command conflict. | SCSIエラー(Commandconflict)を検出しました。 | コピーセッションの状態および装置の接続状態を確認したあと、再実行してください。 |
28 | SCSI queue full. | SCSIエラー(Queuefull)を検出しました。 | |
29 | unexpected SCSI error. | SCSIエラー(異常ステータス)を検出しました。 | |
33 | different STX. | 実際の装置と定義情報が異なっています。以下のどれかに該当している可能性があります。
| AdvancedCopy Managerの環境設定を再実施してください。
|
35 | invalid MPHD environment. | MPHDがインストールされていない状態で、MPHDパス名を論理ボリューム名に指定しました。 | MPHDがインストールされているか確認してください。 |
36 | memory allocation error. | メモリの動的確保に失敗しました。 | メモリやスワップ域を十分確保するか、同時に実行しているプログラムを終了させてください。 |
37 | invalid option flag. | 内部矛盾が発生しました。 | 当社技術員(SE)に資料採取を依頼してください。(注) |
38 | invalid SafeDISK environment. | SafeDISK資源はサポートしていません。 | SafeDISK資源以外を指定してください。 |
39 | out of sequence. | 以下のどれかの事象が発生しました。該当する事象を確認し、その事象に対する適切な対処を実施してください。 | |
当該コマンドを実施できる状態ではありません。 | 処理の状態を確認し、再実行してください。 | ||
SCSIアクセスでステータス不当またはフェーズ不当を検出しました。 | セッションの状態を確認し、再実行してください。 | ||
SnapOPC+の最古の世代以外に対し、複製停止が実行されました。 | スナップ世代番号を確認し、再実行してください。 | ||
AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleで、ボリューム保護が設定されているボリュームをコピー先に指定してコピー操作を実行しました。 | コピー先ボリュームに対するボリューム保護の設定有無を確認し、設定されている場合は、ボリューム保護設定を解除するか、ボリューム保護が設定されていないボリュームに対して再実行してください。 | ||
SnapOPC+セッションが動作中のSnap Data Volumeに対して、初期化を実行しました。 | SnapOPC/SnapOPC+のセッションを停止したあと、再実行してください。 | ||
SnapOPC+の既存世代と異なるタイプのボリュームをコピー先ボリュームに指定して、SnapOPC+のコピー開始を実施しました。 | コピー先論理ボリュームの指定を見直すか、既存世代のコピーセッションを停止したあと、再実行してください。 | ||
コピー先にDedupボリュームを指定して、SnapOPC+のコピー開始を実施しました。 | 論理ボリュームの指定を見直したあと、再実行してください。 | ||
リストアOPC中のSnapOPC+セッションに対してStopを実行しました。 | リストアOPCが完了したあと、再実行してください。 | ||
コンカレントOPC処理中のセッションが存在するため、コンカレントOPC機能を利用できません。 | セッションの状態を確認し、再実行してください。 | ||
RECバッファーに未転送のデータが残った状態で、コピー方向反転を実行しました。 | コンカレントサスペンド機能を利用するか、コピー先へのすべての転送が完了したあと、再実行してください。 | ||
RECバッファーに未転送のデータが残っているため、タイムアウトが発生しました。 | コピー元に対するI/O負荷が低い状態のときに再実行してください。 | ||
相手筐体にRECセッションが存在しません。 | 自筐体のRECセッションを停止したあと、再実行してください。 | ||
コピー元論理ボリュームに不良セクタがあります。 | 『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の以下の箇所を参照してハードウェアの状態を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。
問題が解決しない場合は、当社技術員(SE)に資料採取を依頼してください。(注) | ||
コピー元論理ボリュームまたはコピー先論理ボリュームがRAID閉塞状態です。 | ETERNUS ディスクアレイのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。 | ||
Error SuspendまたはHaltのセッションに対して、停止を実行しました。 | 『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の以下の箇所を参照してハードウェアの状態を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。
| ||
48 | invalid OLU. | 指定したコピー元デバイスまたはコピー先デバイスが不当です。
| コピー元デバイスまたはコピー先デバイスのパーティション情報を確認し、再実行してください。 |
実行した操作で指定した、コピー元デバイスまたはコピー先デバイスのボリュームタイプは、サポートされていません。 | サポートしているボリュームタイプを確認し、コピー元デバイスまたはコピー先デバイスの指定を見直したあと、再実行してください。 | ||
無停止ストレージマイグレーションによるデータ移行中のボリュームをコピー元またはコピー先に指定して、コピー開始を実行しました。 | 無停止ストレージマイグレーションによるデータ移行が完了したあと、再実行してください。 | ||
56 | invalid GDHD environment. | GDHDがインストールされていない状態で、GDHDパス名を論理ボリューム名に指定しました。 | GDHDがインストールされているか確認してください。 |
57 | invalid BoxID. | 指定したリモート筐体識別子が不当です。 | 筐体間の接続状態を確認し、再実行してください。 |
ETERNUS ディスクアレイ間のパスを構成するすべてのRAポートにおいて、使用する転送モードが無効です。 | ETERNUS ディスクアレイ間のパスを構成するRAポートの設定を変更したあと、再実行してください。または、どれかのRAポートにおいて有効になっている転送モードを指定して再実行してください。 | ||
58 | invalid Role. | 指定したリモートコピー方向が不当です。 | 筐体間の接続状態を確認し、再実行してください。 |
59 | setup is inadequate | 以下のどれかの事象が発生しました。該当する事象を確認し、その事象に対する適切な対処を実施してください。 | |
アドバンスト・コピーライセンスが未設定です。 | アドバンスト・コピーライセンスを登録してください。 | ||
コピーテーブルサイズが未設定か、不足しています。 | ETERNUS ディスクアレイのコピーテーブルサイズが適切に設定されているか確認してください。 REC運用の場合、筐体間でコピーテーブルサイズの倍率を一致させる必要があります。筐体間のビットマップの倍率が一致しているか確認してください。 | ||
RECバッファーサイズが未設定です。 | ETERNUS ディスクアレイのRECバッファーサイズが適切に設定されているか確認してください。 | ||
筐体間を接続するすべてのネットワークが切断されました。(全コピー経路閉塞時) | 筐体間のコピー経路に問題がないことを確認してください。 | ||
RECバッファーのリカバリー処理中です。 | ETERNUS ディスクアレイのRECバッファーの状態を確認してください。RECバッファーのステータスがActiveになったあと、再実行してください。 | ||
ConsistencyモードでRECを開始する際に、RECバッファーへの負荷によるデータ転送異常が発生しました。 | RECバッファーおよびREC Diskバッファーへの負荷が高く、新たな転送データを保持できない状態です。swsrprecbuffstatコマンドで、RECバッファーの負荷状態を確認してください。Rateの表示が100%の場合は、高負荷状態です。 なお、コピーセッションの状態が"halt"の場合は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「リモートコピー処理で異常(halt)が発生した場合の対処方法」を参照して、コピーセッションを復旧してください。 | ||
60 | bit map resolution disagree. | 筐体間のビットマップ解像度が不一致です。 | コピー元デバイスが存在するETERNUS ディスクアレイとコピー先デバイスが存在するETERNUS ディスクアレイで、アドバンスト・コピーテーブルサイズの倍率が一致しているか確認してください。 |
61 | communication interrupted. | 筐体間の通信に異常が発生しました。 | 筐体間の接続状態を確認し、再実行してください。 |
62 | another partner is not supported. | 以下のどちらかの事象が発生しました。該当する事象を確認し、その事象に対する適切な対処を実施してください。 | |
片方の筐体のファームウェアが未サポートのバージョンです。 | ETERNUS ディスクアレイのファームウェア版数が、筐体間で一致していることを確認してください。 | ||
コントローラーファームウェアの保守中にコピー操作を実行しました。 | コントローラーファームウェアの保守が完了するのを待ってから、再実行してください。 | ||
63 | the session mode was not changed. | セッションモード切替えに失敗しました(元の状態のままです)。 | 筐体間の接続状態を確認し、再実行してください。 |
64 | the session mode crosses. | セッションモード切替えに失敗しました(筐体間の情報が矛盾しています)。 | |
65 | the operation of SnapOPC was failed. | 以下のどれかの事象が発生しました。
| 論理ボリュームの指定を見直して、再実行してください。
|
66 | the operation of REC buffer was failed. | RECバッファーの設定変更または情報表示に失敗しました。 | RECバッファーの設定状況を確認し、再実行してください。 |
67 | the operation of concurrent suspend was failed. | コンカレントサスペンドに失敗しました(元の状態のままです)。 | すべてのセッションの状態を確認し、再実行してください。HP-UX、AIX環境の場合は、複写先ボリュームのサイズが、複写元ボリュームのサイズ以上になっていることを確認してください。 |
68 | invalid Snap Data volume. | Snap Data Volumeの指定誤りを検出しました。
| コピー元デバイスまたはコピー先デバイスのパーティション情報を確認し、再実行してください。 |
69 | not support in GR-API. | 指定したボリュームはサポートされていません。 | 指定したボリュームのサイズが2TB未満であることを確認してください。 |
70 | disk drive motor off. | エコモードによってディスクドライブが停止状態です。 | ディスクドライブが起動している状態で再実行してください。 |
79 | Unable to restore the copy session because the Concurrent OPC function is being used. | コンカレントOPCを利用したリストアコピーはできません。 | コンカレントOPCの対象となるコピーセッションを見直してください。 |
80 | Unable to start the Concurrent OPC function. | 以下の理由によって、コンカレントOPC機能を開始できません。
| エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。 |
81 | The copy source logical volume contains invalid data. | コピー元論理ボリュームに不良セクタがあります。 | 『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の以下の箇所を参照してハードウェアの状態を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。
|
82 | RAID Migration is currently being performed. | 指定ボリュームは、RAIDマイグレーション中です。 | RAIDマイグレーション完了後に再実行してください。 |
83 | Unable to start the Concurrent OPC function because of invalid parameter. | 以下の理由によって、コンカレントOPC機能を開始できません。
| エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。 |
84 | The number of specified copy sessions exceeds the maximum. | コンカレントサスペンド、コンカレントOPCで指定したセッション数が指定可能な最大数を超えています。 | 対象のセッション数を削減して、再実行してください。 |
85 | Failed to restore the copy session because the phase of the target session is readying. | 以下の理由によって、リストアコピーが失敗しました。
| リストアコピーの対象となるセッションの状態を確認してください。 |
86 | Unable to start the Concurrent OPC function because the phase of the latest SnapOPC+ session is readying. | 以下の理由によって、コンカレントOPC機能を開始できません。
| 1世代前のSnapOPC+セッションの状態を確認して、再実行してください。 |
87 | Unable to start the Concurrent OPC function because a restoration copy session exists. | 以下の理由によって、コンカレントOPC機能を開始できません。
| リストアコピー完了後、再実行してください。 |
88 | ERROR The status of the cascade copy session is incorrect. | コンカレントOPC実行時、指定セッションのカスケード元セッションが静止状態ではありません。 | カスケード元セッションの状態を見直し、再実行してください。 |
89 | ERROR The copy logical source volumes are made by multiple ETERNUS Disk storage systems. | 以下のどちらかの事象が発生しました。
| 対象となる論理ボリュームを見直し、再実行してください。 |
90 | ERROR The source volumes of cascade copy sessions are made by multiple ETERNUS Disk storage systems. | コンカレントOPC実行時、指定セッションのカスケードセッションのコピー元が複数筐体にまたがっています。 | コンカレントOPCの対象論理ボリューム、または、カスケードとなるセッションを見直し、再実行してください。 |
91 | ERROR The transfer mode of the cascade copy session is incorrect. | コンカレントOPC実行時、指定セッションのカスケードセッションがREC(Consistencyまたは同期)ではありません。 | |
92 | ERROR The logical volume is already defined in an Offloaded Data Transfer session. | 指定した論理ボリュームに対して、すでにODXセッションが存在します。
| Webコンソールで、指定した論理ボリュームのODXセッションが完了したことを確認してから、再実行してください。エラーが解消されない場合は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「ODX(Offloaded Data Transfer)との併用」を参照してください。 |
93 | Used by cascade copy session. | 指定されたコピー先ボリュームに対して、カスケードコピーとなるセッションのコピーが動作中です。 | 以下のケースが想定されます。該当するケースに記載されている対処を実施してください。
カスケードコピーの詳細は、使用するETERNUS ディスクアレイのマニュアルで確認してください。 |
96 | A copy operation cannot be performed because the specified volumes are unavailable. | コピー対象にできないETERNUS ディスクアレイのシステム制御用ボリュームがコピー元またはコピー先に指定されているため、コピーを開始できません。 | コピー元またはコピー先に指定した論理ボリュームを見直したあと、再実行してください。 |
99 | ERROR A transparent failover volume was specified. | TFOVは指定できません。 | 指定したボリュームが正しいか確認し、再実行してください。 |
100 | ERROR A transparent failover volume was specified for the copy operation. | Storage Cluster機能がサポートしていないコピー操作のため、実行できません。以下のどれかの可能性があります。該当する事象を確認し、その事象に対する適切な対処を実施してください。 | |
RECのコピー開始時に、コピー元またはコピー先にTFOVが指定されています。 | 指定したボリュームが正しいか確認し、再実行してください。 指定したボリュームが正しい場合は、PrimaryストレージのコピーペアまたはSecondaryストレージのコピーペアのどちらかの論理ボリュームが変更されています。 Storage Clusterの構成を見直してください。または、swsrpdelvolコマンドで登録を削除したあと、swsrpsetvolコマンドで再登録してください。それぞれのコマンドの詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「コマンドリファレンス」を参照してください。 | ||
コピー元またはコピー先にTFOVが指定されています。 | |||
コピー元またはコピー先に、PrimaryストレージとSecondaryストレージ間で同期していないTFOVを指定して、停止以外のコピー操作を実行しました。 または、コピー元またはコピー先に、PrimaryストレージとSecondaryストレージ間で同期していないTFOVを指定し、かつ、QuickOPCのコピー停止時に-Tオプションを指定しました。 | TFOVを同期させたあと、再実行してください。 | ||
Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を未サポートのファームウェア版数のETERNUS ディスクアレイ内にあるTFOVを指定しました。 | 使用しているETERNUS ディスクアレイのファームウェアがStorage Clusterコンティニュアスコピー機能を未サポートの版数の場合は、Storage Clusterコンティニュアスコピー機能をサポートしている版数のファームウェアを適用したあと、再実施してください。 | ||
PrimaryストレージとSecondaryストレージのコピーテーブルサイズの倍率が一致していない状態で、Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用するコピー操作を実行しました。 | Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用する場合は、PrimaryストレージとSecondaryストレージの、コピーテーブルサイズの倍率を確認してください。ストレージごとにコピーテーブルサイズが異なる場合は、両ストレージのコピーテーブルサイズを一致させたあと、コマンドを再実行してください。 | ||
101 | ERROR Copy protection cannot be set for a transparent failover volume. | TFOVには、ボリューム保護を設定できません。 | TFOVでないボリュームを指定して、再実行してください。 |
103 | ERROR A cascade copy cannot be performed because a transparent failover volume is included. | TFOVを含むカスケードコピーの構成で、指定した論理ボリュームに対して、すでにコピーセッションが存在します。以下のどれかの可能性があります。
Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用している場合は、以下のどちらかの可能性もあります。
| 指定した論理ボリュームに存在するコピーセッションを確認して、セッションを停止したあと、再実行してください。 以下のどちらかの場合は、コマンドまたはWebコンソールを利用して、コピーを強制停止したあと、再実行してください。
コマンドで対処する場合は、accopy fcancelコマンドの-aオプションにTFOステータスが"Standby"のストレージを指定して実行してください。accopy fcancelコマンドの詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「コマンドリファレンス」を参照してください。 |
104 | When a transparent failover volume is specified, Failover or failback has occurred. | フェイルオーバまたはフェイルバック中に、Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用したアドバンスト・コピー操作を実行したため、エラーが発生しました。 | フェイルオーバまたはフェイルバックが完了したあと、アドバンスト・コピーの状態を確認して、コマンドを再実行してください。 |
105 | The wrong copy pair is specified. | Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用した環境において、誤ったボリュームの組合せに対してアドバンスト・コピー操作を実行しました。以下のどちらかに該当している可能性があります。
| 複製ボリュームが属しているTFOグループを見直し、複製ボリューム情報を再設定してください。変更手順は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「Storage Clusterコンティニュアスコピー機能」の「構成・設定を変更する場合」を参照してください。 |
106 | Unsupported operation. | サポートしていない操作を実行しました。 | 以下の操作/指定誤りが考えられます。
実行した操作と操作対象が正しいことを確認してください。 |
65536 | undefined message. | 内部矛盾が発生しました。 | 当社技術員(SE)に資料採取を依頼してください。(注) |
65538 | not support in virtual GR-API. | 未サポートのアドバンスト・コピー機能を実行しようとしました。 | 本機能で未サポートの機能が動作しました。サポート範囲を確認してください。 |
65539 | invalid compatible device. | 指定したSDXオブジェクトのデバイス名に誤りがあります。 | 正しいデバイス名を指定してください。 |
65540 | not found sdx object in dom-U. | 指定したSDXオブジェクトは存在しません。 | 正しいSDXオブジェクトを指定してください。 |
65543 | not found GDS Volume in dom-0. | 通信先となるホストOSにおいて、指定したデバイスに対応するSDXオブジェクトが見つかりません。 | 正しいSDXオブジェクトを指定してください。 |
65544 | get ip or port error. | ホスト情報設定ファイルからの情報取得に失敗しました。 | 規定のパスに、ホスト情報設定ファイルが正しく設定されているか確認してください。 |
65545 | client error. | ホストOSとの通信に失敗しました。 | ホスト情報設定ファイルに設定した情報が正しいか確認してください。 |
65546 | server error. | ホストOSでのアドバンスト・コピーの実行に失敗しました。 | ホストOSでのアドバンスト・コピー実行において、継続不可能なエラーが発生しています。 |
65547 | server API error and no result. | ||
65548 | internal error. | 内部矛盾が発生しました。 | 当社技術員(SE)に資料採取を依頼してください。(注) |
65550 | GDS command error in dom-U. | ゲストOSにおいて、PRIMECLUSTER GDのボリューム情報取得に失敗しました。 | 正しいSDXオブジェクトのスライス名が指定されていることを確認してください。 |
65551 | GDS command error in dom-0. | ホストOSにおいて、PRIMECLUSTER GDのボリューム情報取得に失敗しました。 | ホストOSでPRIMECLUSTER GDのsdxinfoコマンドを実行できることを確認してください。 |
65552 | memory allocation error in dom-U. | ゲストOSにおいて、メモリの動的確保に失敗しました。 | メモリやスワップ域を十分確保するか、同時に実行しているプログラムを終了させてください。 |
65553 | memory allocation error in dom-0. | ホストOSにおいて、メモリの動的確保に失敗しました。 | |
65555 | XDR internal error. | 内部矛盾が発生しました。 | 当社技術員(SE)に資料採取を依頼してください。(注) |
65557 | GDS Volume is not single in dom-0. | 指定したゲストOS上のデバイスに対応するホストOS上のSDXオブジェクトが、シングル構成でありません。 | シングル構成のSDXオブジェクトを、ゲストOSの仮想ブロックデバイスとして割り当ててください。 |
65559 | get domain name error. | ゲスト情報設定ファイルからの情報取得に失敗しました。 | 規定のパスに、ゲスト情報設定ファイルが正しく設定されているか確認してください。 |
65561 | virtual GR-API internal error. | 内部矛盾が発生しました。 | 当社技術員(SE)に資料採取を依頼してください。(注) |
65562 | specified physical device is not found. | 指定したデバイスに対応するホストOS上のデバイスが見つかりません。 | 正しいデバイスを指定してください。 |
65563 | virsh dumpxml command error. | ホストOSにおいて、ゲストOSのドメイン情報取得に失敗しました。 | ホスト情報設定ファイルまたはゲスト情報設定ファイルに設定した情報が正しいことを確認してください。 |
65564 | setupdi function error. | Windowsからのデバイス情報取得に失敗しました。 | 当社技術員(SE)に資料採取を依頼してください。(注) |
65565 | registry access error. | レジストリのアクセスに失敗しました。 | |
65566 | specified physical drive is not found. | 指定したデバイスがゲストOS上に見つかりません。 | 正しいデバイスを指定してください。 |
65567 | invalid virtual disk name is specified. | 指定したデバイスが不当です。 | 正しいデバイスを指定してください。 |
65568 | get partition info error. | パーティション情報の取得に失敗しました。 | 正しいデバイスを指定してください。 |
65569 | udevadm command error. | ゲストOSにおいて、仮想ディスクの情報取得に失敗しました。 | 正しいデバイスを指定してください。 |
65570 | get slot number error. | 仮想ディスクに対応するPCI情報の取得に失敗しました。 | 正しいデバイスを指定してください。 |
65571 | invalid host ACM is requested. | 通信先ホスト上のAdvancedCopy Managerは要求を受け付けませんでした。 | ホスト情報設定ファイルに設定した情報が正しいことを確認してください。 |
65572 | invalid logical volume name. | 指定したデバイスが実在しません。 | 指定したデバイスが存在するか確認してください。 |
65573 | invalid PCI information. | システムのディスク情報に不整合があります。 | ゲストOSを再起動してください。 |
注: 調査資料の採取方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「調査資料の採取」を参照してください。