ここでは、管理サービスのエラーメッセージについて説明します。
管理サービスでエラーが検出されると、シスログにその内容が出力されます。またログの出力レベルがERRORの場合には、ログファイルにもその内容が出力されます。
メッセージ内容 | 処置 |
---|---|
設定情報ファイルの読み込みに失敗したため、管理サービスの起動に失敗しました。 | 設定情報ファイルの指定を確認してください。 |
設定情報ファイルの内容に誤りがあるため、管理サービスの起動に失敗しました。 | 設定情報ファイルの内容を確認してください。 |
アプリケーション仮想ディレクトリの読み込みに失敗したため、管理サービスの起動に失敗しました。 | アプリケーション仮想ディレクトリの指定を確認してください。 |
アプリケーション仮想ディレクトリの内容に誤りがあるため、管理サービスの起動に失敗しました。 | アプリケーション仮想ディレクトリの内容を確認してください。 |
要求された業務アプリケーションの起動に失敗しました。 | 指定したファイル名を確認してください。 |
管理者コマンドへの情報発信開始中にエラーが発生しました。 | 再度、管理者コマンドを実行してください。 |
管理者コマンドへの情報発信中にエラーが発生しました。 | 再度、管理者コマンドを実行してください。 |
ログファイルの出力に失敗しました。 | ディスクの空き領域を確認してください。 |
領域の獲得に失敗しました。 | メモリの空き領域を確保して、再度、管理サービスを実行してください。 |
管理サービスの実行中にエラーが発生しました。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
参考
シスログにメッセージを出力するときのシスログのパラメタfacilityはLOG_DAEMONです。また、シスログのパラメタlevelは「LOG_ERR」または「LOG_INFO」が設定されます。
シスログの運用によっては、facilityおよびlevelパラメタによって出力を抑止したり、あて先を変更したりできます。メッセージが出力されない場合、シスログの設定(syslog.conf)を確認してください。
注意
シスログには、エラーメッセージおよび情報レベルのメッセージが出力されます。