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NetCOBOL V12.0 CBLサブルーチン ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.1 CBL_GET_OS_INFO

オペレーティングシステムの情報を取得します。

指定方法

呼出しの記述
CALL "CBL_GET_OS_INFO" USING パラメタブロック
                       RETURNING 状態コード.
パラメタのデータ定義
       01 パラメタブロック.
         02 パラメタサイズ        PIC 9(4) BINARY VALUE 14.
         02 OS種別              PIC 9(4) BINARY.
         02 OSバージョン        PIC 9(9) BINARY.
         02 DBCSサポート      PIC 9(4) BINARY.
         02 文字コード            PIC 9(4) BINARY.
         02 国ID                PIC 9(4) BINARY.
         02 コードページ          PIC 9(4) BINARY.
         02 処理の種類            PIC 9(9) BINARY.
       01 状態コード              PIC S9(4) COMP-5.
OS種別

OSの種別を格納する領域を指定します。設定される情報は以下のとおりです。

  • 128=UNIX

  • 131=Windows

OSバージョン

OSバージョンを格納する領域を指定します。

DBCSサポート

DBCSサポート情報を格納する領域を指定します。格納される情報は以下のとおりです。

  • ビット 0

    ON: DBCS妥当性検査がサポートされている

    OFF: DBCS妥当性検査がサポートされていない

  • ビット 1

    ON: Micro Focus PIC N がサポートされている

    OFF: Micro Focus PIC N がサポートされていない

当サブルーチンは、常にビット1に OFFを返します。

文字コード

文字コード情報を格納する領域を指定します。格納される情報は以下のとおりです。

  • 0: ASCII

  • 1: シフト JIS

  • 2: EUC

国ID

予約域

コードページ

予約域

処理の種類

処理の種類を格納する領域を指定します。格納される情報は以下のとおりです。

  • 0: 全画面セッションで実行する場合

  • 1: 互換ボックスで実行する場合

  • 2: 図形文字画面エミュレーションウィンドウで実行する処理

  • 3: 真の図形処理アプリケーションとして実行する処理

  • 4: 切り離した処理として実行する処理

  • 5: 処理は非対話型で切り離される

当サブルーチンは、常に 0 を返します。

復帰コード

復帰コードは、RETURNINGに指定した状態コードに設定されます。

状態コード
  • 0: 成功

  • 0以外: 失敗