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NetCOBOL V12.0 CBLサブルーチン ユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.3 CBL_CREATE_FILE2

新しいファイルを作成します。CBL_CREATE_FILEとの違いは、ファイル名に空白文字を含むことができます。

注意

既にファイルが存在していた場合にはファイルを上書きします。

指定方法

呼出しの記述
CALL "CBL_CREATE_FILE2"   USING ファイル名
                                アクセスモード
                                排他モード
                                装置
                                ファイルハンドル
                          RETURNING 状態コード.
パラメタのデータ定義
       01 ファイル名        PIC X(n).
       01 アクセスモード    PIC 9(4) BINARY.
       01 排他モード        PIC 9(4) BINARY.
       01 装置              PIC 9(4) BINARY.
       01 ファイルハンドル  PIC X(4).
       01 状態コード        PIC S9(4) COMP-5.
ファイル名

作成するファイル名を指定します。 ファイル名はNULLで終わるようにしてください。 ファイル名の長さの最大値は4096バイトです。

クセスモード

アクセスモードを指定します。指定するモードは以下のとおりです。

  • 1: 読込み専用

  • 2: 書込み専用

  • 3: 読込み/書込み

排他モード

排他モードを指定します。指定するモードは以下のとおりです。

  • 0: 読込み及び書込みを拒否

  • 1: 書込みを拒否

  • 2: 読込みを拒否

  • 3: 拒否しない

装置

将来拡張のための予約域であり、0が設定されている必要があります。

ファイルハンドル

ファイルハンドルの格納域を指定します。

復帰コード

復帰コードは、RETURNINGに指定した状態コードに設定されます。

状態コード
  • 0: 成功

  • -1: パラメタ誤り

  • 上記以外:ANSI74ファイル状態値