テキストファイル浮動フィールド指定の場合に、フィールド分離文字列を指定します。
フィールド分離文字16進オプション(-S)と同時に指定することはできません。
フィールド分離文字オプション(-t)、およびフィールド分離文字16進オプション(-S)のどちらの指定も省略した場合は、タブ、および空白をフィールド分離文字として扱います。
記述形式
-t fldsep
fldsep
フィールド分離文字列を指定します。
フィールド分離文字列に空白、$、&、'、"、(、)、\、|、`、*、<、>、?などシェルにより特別な意味を持つ文字を含む場合は、その文字の前に円マーク(バックスラッシュ)を指定します。
注意
フィールド分離文字列には、レコード分離文字列(レコード分離文字オプション(-L))と同じ文字を指定できません。
記述例
例
フィールド分離文字列として、文字列「SEPARATE」を指定します。
-t SEPARATE
フィールド分離文字列として、文字列「F S」を指定します。
-t F\ S
フィールド分離文字列として、文字「'」を指定します。
-t \'
フィールド分離文字列として、文字「"」を指定します。
-t \"
フィールド分離文字列として、文字「\」を指定します。
-t \\
フィールド分離文字列として、文字列「**」を指定します。
-t \*\*
フィールド分離文字列として、文字列「* *」を指定します。
-t \*\ \*