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NetCOBOL V12.0 ユーザーズガイド(Hadoop連携機能編)
FUJITSU Software

2.12.25 Hadoop入力データファイルが0バイトの場合のReduceアプリケーションの復帰値返却

Hadoop連携機能では、Hadoop入力データファイルが0バイトである場合、ユーザーが指定したReduceアプリケーションは復帰値を返却しません。

このプロパティを有効にした場合(trueを指定した場合)、Hadoop入力データファイルが0バイトである場合でもReduceアプリケーションの復帰値をHadoopジョブの復帰値として返却します。

設定内容

設定名
(NAME要素)

設定値
(VALUE要素)

備考

Hadoop入力データファイルがバイトの場合のReduceアプリケーションの復帰値返却の指定

extjoiner.reduce.alwaysReturnExitcode

true

false

省略可

デフォルトはfalseです

注意

このプロパティが有効で、かつHadoop入力データファイルが0バイトの場合、以下の動作となります。

  • Hadoopジョブ実行中にHadoopファイルシステム上に一時ファイルが作成されます。この一時ファイルは、ジョブ終了後も削除されません。

  • 一時ファイルは、ジョブ実行ユーザーのHadoopファイルシステムホームディレクトリ直下のextjoiner_dummyディレクトリ内に生成されます。
    ジョブ終了時に一時ファイルを削除する必要がある場合、上記ディレクトリを手動で削除してください。(一時ファイルが存在していても、ジョブの実行に影響はありません)

  • 作成される一時ファイルのサイズは、最大で64バイトです。

  • HadoopのログではReduceタスクに、Hadoop入力データファイルの個数分のレコードが渡されたかのように表示されますが、 Reduceアプリケーションにレコードが渡されることはありません。
    例えば、extjoiner.reduce.input.getRecordCountプロパティが有効な場合、Reduceタスクの入力に、Hadoop入力データファイルの個数分のレコードが渡されたかのように表示されます。