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NetCOBOL V12.0 ユーザーズガイド(Hadoop連携機能編)
FUJITSU Software

2.10 MapReduceアプリケーションが出力するファイル

MapReduceアプリケーションからカレントディレクトリに出力したファイルを、MapReduce設定ファイルに設定を行うことにより、実行後に以下のディレクトリへ退避することができます。

{Hadoop出力データファイル格納基準ディレクトリ}/currentdir/part-{m|r}-{nnnnn}/

  {Hadoop出力データファイル格納基準ディレクトリ}:MapReduce設定情報ファイルで指定するパスです
  {m|r}:Mapアプリケーションの出力の場合「m」、Reduceアプリケーションの出力の場合「r」です
  {nnnnn}:JobTrackerが生成したタスク試行IDです

また、標準出力、標準エラー出力にメッセージを出力した場合は、以下のファイルに出力されます。

この2つのファイルは退避の設定の有無にかかわらず、常に上記ディレクトリに退避されます。

stdout

標準出力に出力した内容が記録されます

stderr

標準エラーに出力した内容が記録されます

参考

カレントディレクトリには、MapReduceアプリケーションから出力したファイル以外にも、Mapタスク、Reduceタスクの実行に必要なファイルが格納されています。このため、退避するように指定した場合、これらのファイルも一緒に退避されます。