PRIMECLUSTER Wizard for Oracle では、次のディレクトリにログファイルを出力します。
/var/opt/reliant/log 配下
RMS および userApplication が動作している間、特に userApplication の状態遷移が行われた場合に、追記型で出力されますが、RMS により使用量管理が行われています。
参照
詳細は、「PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書」を参照してください。
/var/opt/FJSVclora 配下
RMS および userApplication が動作している間、出力されますが、一定量に到達するとそれ以上は増えず、最も古いログから順に削除されます。
Oracle インスタンスリソース
1つにつき、最大 5.5MB
リスナーリソース
1つにつき、最大 4.5MB
Oracle ASM インスタンスリソース
1つにつき 0.0MB (出力なし)
ただし、監視タイムアウトを検出した場合、次のログファイルが追記型で作成されます。
FJSVclora_<SID>_idto.trclog
FJSVclora_<LISTENER>_ldto.trclog
これらは、1回の監視タイムアウトにつき62バイト増加します。なお、これらのログは RMSの管理外のため、RMSによる使用量管理は行われません。
マルチテナント機能を使用したデータベースの場合、次のログファイルが作成されます。
FJSVclora_<SID>_pdbmon.log
Oracle インスタンス1つにつき、最大10.0MB (スタンバイ運用、シングルノードクラスタ運用共通)
10MB(約5日分のログ)を超えると1世代分バックアップを作成してログファイルを再作成します。
バックアップファイル名は以下の通りです。
FJSVclora_<SID>_pdbmon.bklog
注意
これらのログファイルは、トラブル発生時の調査資料となりますので、不用意に削除・編集しないでください。