SAMACのソフトウェア辞書に登録されているデータをCSに移入方法について説明します。
以下の手順で移入します。
CSの「ITBudgetMGR (INV)」サービスを停止します。
以下のファイルを編集し保存します。
<CSインストール先>\FJSVsbtrs\etc\jreoption.inf
例)C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\FJSVsbtrs\etc\jreoption.inf
変更前
-Xmx640m -Xms640m
変更後
-Xmx1024m -Xms1024m
CSの「ITBudgetMGR (INV)」サービスを開始します。
dtplocaldic.exe(ユーザー資産ソフトウェア辞書作成)コマンドを実行して、SAMACのソフトウェア辞書に登録されているデータをCSに移入します。
dtplocaldic.exe(ユーザー資産ソフトウェア辞書作成)コマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル”を参照してください。
ポイント
SAMACソフトウェア辞書には、多数のソフトウェア情報が登録されています。そのため、以下の項目でソフトウェア情報を絞り込んでから移入することをおすすめします。
ベンダ名
ソフトウェア種別
有償ソフトウェア
フリーソフトウェア
ドライバ・ユーティリティ等
Hotfix
アドウェア系
不明
SAMACのソフトウェア情報を移入後すると、「製品情報」の検索で[名称で検索する]がチェックされます。
監査対象のソフトウェアを選択して検索条件を指定することで、ソフトウェアの導入状況の検出や、ライセンス管理ができます。
SAMACのソフトウェア情報の移入先
SAMACのソフトウェア情報の移入先は、[ユーザー定義]-[SAMAC]-[ソフトウェア種別]-[ベンダ名]配下です。ただし、ベンダ名のグループは以下のベンダのみ作成されます。
Adobe Systems
Microsoft
McAfee
Symantec
TREND MICRO
[FUJITSU]または[富士通」を含むベンダ名
上記以外のベンダのソフトウェア情報は、[ユーザー定義]-[SAMAC]-[ソフトウェア種別]配下に追加されます。