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Systemwalker Desktop Patrol リリース情報
FUJITSU Software

2.8.2 機能非互換

機能の非互換について説明します。

V15.0.1以前のCTからの接続

V15.0.1以前のCTから接続できなくなります。接続を許可する場合は、CustomPolicyコマンドで接続を許可する設定を行う必要があります。カスタム設定用ポリシーの変更コマンド(CustomPolicy.exeコマンド)の詳細については、“リファレンスマニュアル”を参照してください。

メインメニュー[PC情報]-[対処-インベントリ収集]実行時の動作

メインメニューの[PC情報]でCTを選択し、[対処-インベントリ収集]を実行した場合、V15.0.1以前ではCTのインベントリ収集動作(デフォルトは差分収集)に従って収集していましたが、V15.1.0ではすべてのインベントリ情報を収集してサーバへ通知します。

セキュリティの診断結果画面

Windows 7(SPなし)、およびWindows Server 2008 R2(SPなし)のCTをV15.1.0にバージョンアップすると、運用設定の診断結果画面でNGが表示されます。また、メインメニュー上でもセキュリティに問題があるPCとして集計されます。

これらのOSを利用しているCTをNGとしない場合は、事前にセキュリティポリシーでOSのサポート状況を[監査しない]に変更してください。

出力ファイルのエンコード形式

以下のファイルはShift JISで出力していましたが、V15.1.0ではUTF-8で出力します。

分類

V15.0.1以前

V15.1.0

CT稼働状況ログファイル

Shift JIS

UTF-8

CS操作ログファイル

Shift JIS

UTF-8

logcheck.exe(CT動作状況チェック)コマンドの出力ファイル

Shift JIS

UTF-8

logcheckcs.exe(CS上のCT動作状況チェック)コマンドの出力ファイル

Shift JIS

UTF-8

メールのエンコード形式

Systemwalker Desktop Patrolから送信されるメールのエンコード形式は、V15.1.0からUTF-8に変更されます。

メールソフトで表示する時は、エンコード形式をUTF-8に指定して表示してください。

EXE情報のファイルパスの省略箇所

EXE情報の収集において、収集したファイルパスが全角127文字、半角380文字を超える場合、これまで末尾を省略したファイルパスとして収集・表示していましたが、V15.1.0からは途中を省略したファイルパスとして収集・表示するよう変更されます。

保有ライセンス情報ファイルの形式変更

保有ライセンス情報ファイルの第7カラムと第8カラムの間に以下の項目が追加されました。

詳細については、“リファレンスマニュアル”の“保有ライセンス情報ファイル”を参照してください。

No

項目名

8

購入元

9

購入部門

10

購入者

11

ライセンス種別

12

ライセンス種別(備考)

13

ライセンス形態

14

ライセンス形態(備考)

15

使用許諾条件

16

使用許諾条件(備考)

17

使用許諾証明

18

証書番号

19

管理部門

20

保管場所

21

元ライセンス管理番号

22

その他付帯条件

23

更新予定日

ソフトウェア辞書グループの[セキュリティパッチ]のグループ名およびセキュリティパッチ名称

メインメニューの[配信]-[セキュリティパッチの配信]と[環境設定]-[監査ソフトウェアの設定]のソフトウェア辞書グループ[セキュリティパッチ]において、Windows XP 以前のセキュリティパッチのグループ名および名称が変更されます。日本語・英語・中国語(簡体字)に依存するセキュリティパッチは、グループ名および名称に、依存する言語を表示します。

バージョンアップ手順

V13.2.0/V13.2.1以前のバージョンを利用されている環境でのバージョンアップ手順が変更になります。

V13.2.0/V13.2.1以前のバージョンを使用している場合は、以下のフォルダにある移行用CTアップデータの登録が追加になります。

<DVD-ROM>\utilites\tool\updv132

詳細については、“導入ガイド”の“アップデータの適用によるバージョンアップの手順”を参照してください。