機能説明
Systemwalker Desktop Keeperログアナライザサーバのデータベースで管理されている設定情報として記述されているすべてのテーブルを、テーブルごとにCSVファイルとして退避します。
また、退避したCSVデータをデータベースに復元できます。集計結果情報やログ情報のバックアップ・リストアは行いません。
記述形式
LADBBKRS.BAT {-bs | -rs} -d <OutDir>
オプション
設定情報のバックアップ時に指定します。
設定情報のリストア時に指定します。
退避情報または復元情報の格納先ディレクトリをフルパスで指定します。
ローカルフォルダだけ指定できます。ネットワークフォルダでは正常動作しません。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
Systemwalker Desktop Keeperログアナライザサーバの以下のフォルダ
<ログアナライザサーバインストールフォルダ>\bin\SWDTLAENV
実行に必要な権限/実行環境
ログアナライザユーザーが実行できます。
ログアナライザサーバで実行できます。
注意
出力先のフォルダ内に同名のファイルが存在した場合、上書きされます。確認メッセージは表示されません。
バックアップ・リストア時は、ログアナライザの機能を使用しないでください。
Windows Server 2008、Windows Server 2012、またはWindows Server 2016で本コマンドを実行する場合は、コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動する必要があります。
本コマンドは、カレントフォルダをコマンド格納場所に移動させて実行してください。
本コマンドの実行パスや、-dで指定するパスに空白が含まれる場合は「"(ダブルクォーテーション)」で囲ってください。
異なるバージョン間でのバックアップ・リストアは実行しないでください。
使用例
【バックアップ時】
LADBBKRS.BAT -bs -d c:\backup
【リストア時】
LADBBKRS.BAT -rs -d c:\backup
実行結果/出力形式
【バックアップ時】
2009/05/19 15:47:00.00 設定情報を一括でバックアップ・開始 2009/05/19 15:47:01.00 データベース : SWDTLA 2009/05/19 15:47:02.00 ディレクトリ : c:\backup 2009/05/19 15:47:03.00 ○ SETTING_INF 2009/05/19 15:47:04.00 出力ファイル名 : c:\backup\SETTING_INF.csv ~~(略)~~ 2009/05/19 15:50:00.00 ○ USERSECTIONMASTER 2009/05/19 15:50:01.00 出力ファイル名 : c:\backup\USERSECTIONMASTER.csv 2009/05/19 15:50:02.00 設定情報を一括でバックアップ・終了
【リストア時】
2009/05/19 15:47:00.00 設定情報を一括でリストア・開始 2009/05/19 15:47:01.00 データベース : SWDTLA 2009/05/19 15:47:02.00 ディレクトリ : c:\backup 2009/05/19 15:47:03.00 ○ SETTING_INF 2009/05/19 15:47:04.00 入力ファイル名 : c:\backup\SETTING_INF.csv ~~(略)~~ 2009/05/19 15:50:00.00 ○ USERSECTIONMASTER 2009/05/19 15:50:01.00 入力ファイル名 : c:\backup\USERSECTIONMASTER.csv 2009/05/19 15:50:02.00 設定情報を一括でリストア・終了