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Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

7.1 運用パターン

クライアントへ緊急対処を行う場合の運用パターンを以下に示します。

運用パターン1: 管理者が緊急対処を行う場合

緊急対処の実施

の説明

  1. 管理者がセキュリティリスクのあるクライアント(CT)への緊急対処依頼を行います。

  2. クライアント(CT)に以下の対処が実施されます。

    • 緊急対処設定ポリシーの適用

    • ネットワークの無効化

    • セキュリティリスクを検知したことを画面に通知

  3. クライアント(CT)への緊急対処依頼が完了したことが、管理者にメール通知されます。

緊急対処の解除

の説明

  1. 管理者が、緊急対処の解除コードを生成します。

  2. 管理者が、緊急対処の解除コードをクライアント(CT)利用者に連絡します。

  3. クライアント(CT)利用者が、緊急対処の解除を実施します。

  4. クライアント(CT)の緊急対処が解除されたことが、管理サーバに通知されます。

  5. クライアント(CT)の緊急対処が解除されたことが、管理者にメール通知されます。

運用パターン2: 検知製品によりマルウェア感染を検知した場合(検知製品によるネットワーク遮断あり)

緊急対処の実施

の説明

  1. 検知製品がマルウェアを検知します。

  2. 検知製品によりネットワーク遮断が行われます。

  3. マルウェアを検知したことを、検知製品がSystemwalker Desktop Keeperの管理サーバに通知します。

  4. マルウェアを検知したことを、管理者にメール通知します。

  5. 管理者は、クライアントの利用者に緊急対処を実施するように連絡します。

  6. クライアントの利用者により、該当クライアント(CT)へ緊急対処を実施します。

    該当クライアント(CT)に以下の対処が実施されます。

    • 緊急対処設定ポリシーの適用

    • ネットワークの無効化

    • セキュリティリスクを検知したことを画面に通知

検知製品によるネットワーク遮断の解除

の説明

  1. ネットワーク管理者(検知製品の管理者)へネットワーク遮断の解除を依頼します。

  2. 検知製品のコンソールからネットワーク遮断を解除します。

  3. 該当クライアントへのネットワーク遮断が解除されます。

緊急対処の解除

の説明

  1. 管理者が、緊急対処の解除コードを生成します。

  2. 管理者が、緊急対処の解除コードをクライアント(CT)利用者に連絡します。

  3. クライアント(CT)利用者が、緊急対処の解除を実施します。

  4. クライアント(CT)の緊急対処が解除されたことが、管理サーバに通知されます。

  5. クライアント(CT)の緊急対処が解除されたことが、管理者にメール通知されます。

運用パターン3: 検知製品によりマルウェア感染を検知した場合(検知製品によるネットワーク遮断なし)

緊急対処の実施

の説明

  1. 検知製品がマルウェアを検知します。

  2. マルウェアを検知したことを、検知製品がSystemwalker Desktop Keeperの管理サーバに通知します。

  3. 該当クライアント(CT)に以下の対処が実施されます。

    • 緊急対処設定ポリシーの適用

    • ネットワークの無効化

    • セキュリティリスクを検知したことを画面に通知

  4. クライアント(CT)への緊急対処依頼が完了したことが、管理者にメール通知されます。

緊急対処の解除

の説明

  1. 管理者が、緊急対処の解除コードを生成します。

  2. 管理者が、緊急対処の解除コードをクライアント(CT)利用者に連絡します。

  3. クライアント(CT)利用者が、緊急対処の解除を実施します。

  4. クライアント(CT)の緊急対処が解除されたことが、管理サーバに通知されます。

  5. クライアント(CT)の緊急対処が解除されたことが、管理者にメール通知されます。