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Kシリーズ端末エミュレータV7.2 L30 使用手引書
FUJITSU Software

第10章 日本語入力

ディスプレイエミュレータで日本語を入力するには、IME(かな漢字変換ソフト)による入力方式と、ディスプレイエミュレータ独自のJEFコード入力方式があります。

IMEは、Windows(R)に組み込まれているIME(以降、Microsoft IMEと表記します)をそのまま使用することができます。

また、OAK機能を持ったIME製品を使用することでJEFコード文字全般についての文字入力を行うことができます。


IMEによる入力方式

かな漢字変換で入力できる文字種や、文字コード入力/単語登録等はIME側の機能に依存します。

なお、全角空白文字(スペース)はJEFコードの4040Hが入力されます。

Microsoft IMEの場合

JIS域の文字について直接入力が行えます。

OAK機能製品(Japanist)の場合

JIS域の文字に加え、JEF拡張漢字/非漢字の文字について直接入力が行えます。

本機能を使用するには、OAK機能製品の環境設定の「変換コード系」を「Unicode富士通拡張非漢字付き」または、「富士通拡張非漢字付き」に設定する必要があります。

単語登録は、JEF拡張漢字/非漢字、ユーザ定義文字を含め、ディスプレイエミュレータに表示されているすべての文字を辞書に登録することができます。

登録したい文字列をマウスで選択し、コピーによりクリップボードへ複写したあと、OAK機能製品の単語登録を起動します。

JEFコード入力方式

辞書にない文字、記号、外字などを入力するときは、編集メニューより「コード入力」をクリックしてください。JEFコード入力モードになり、ステータスバーの表示が変更されます。

ここにJEFコードを4桁の16進数で入力することで、カーソル位置にJEFコードに対応した文字、記号、外字などが表示されます。

この状態で再び編集メニューより「コード入力」をクリックすると、通常入力モードに戻り、ステータスバーの表示は元に戻ります。

日本語入力方式による入力可能文字の一覧を下表に示します。

入力方式

JEFコード文字種

JEFコード範囲

Microsoft IME

OAK機能製品
(Japanist)

IME

空白(スペース)

4040H

JEF拡張漢字域

41A1H~70FEH

×

JEF拡張非漢字域

71A1H~7FFEH

×(注)

'(株)'や丸数字などは、JEF拡張漢字サポートの設定により利用可能。

ユーザ定義文字域

80A1H~A0FEH

×

○単語登録により可

JIS域

A1A1H~FEFEH

JEFコード

すべて

4040H,

41A1H~FEFEH