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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.5<FUJITSU Cloud Service K5環境編>
FUJITSU Software

2.8 クラスタアプリケーションの構築

クラスタアプリケーションの構築方法の詳細については、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”の“第6章 クラスタアプリケーションの構築”を参照してください。

本設定の中で、GDS のサーバ間ミラーリング機能の設定(ネットミラーボリュームの作成)を行います。

なお、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”の“6.2 GLSの初期設定”の設定は、上記“2.6.1 GLSの初期設定”で設定済みのため、ここでは不要です。

注意

GDSのiSCSIデバイスの設定手順(“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”の“サーバ間ミラーリングを行うディスクの設定”)の“チューニングパラメタの設定”で設定するチューニングパラメタの内、以下のものは値を変更して設定してください。

チューニングパラメタ名

変更後の値

ED_CMD_RETRY_COUNT

100

ED_DRV_RETRY_COUNT

100

記載例:

ED_CMD_RETRY_COUNT=100
ED_DRV_RETRY_COUNT=100

CF のハートビートのタイムアウト検出時間 (CLUSTER_TIMEOUT)を延長する場合、上記のパラメタ値を下記の計算式に従って変更してください。小数点以下は切り上げで計算してください。

計算式:

<CLUSTER_TIMEOUT の増加分>  ÷ 3 + 100

また、同説明書の“iSCSI ターゲットの作成”、“iSCSI セッションの確立”で使用するサーバ間ミラーリング用の IP アドレスには、業務LAN(兼管理LAN)のIPアドレスを指定してください。