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Interstage Service Integrator V9.6.1 Java EE導入ガイド
FUJITSU Software

20.2.2 資源のリストア

“資源のバックアップ”でISI StudioおよびFormatmanagerクライアントでバックアップした資源のリストアを行います。以下の作業を行ってください。

ISI Studioの作業

  1. ワークスペースの移行

    ワークベンチの起動ダイアログボックスの環境設定で、“資源のバックアップ”で退避したワークスペースを指定して、ワークベンチを起動します。

  2. ISIサーバへの定義資産の登録

    “資源のバックアップ”でISIサーバの定義を取得したプロジェクトで「サーバに登録」から、サーバに定義資産を登録します。このとき、「登録方法」は「追加のみ」を選択してください。

    定義の版数がサーバとクライアントとで一致しないため他のユーザが定義を更新したという警告のダイアログが表示されますが、そのまま登録を実行してください。

ポイント

  • 移行後のワークスペースを一般ユーザで利用する場合は、以下の手順を実施したうえで、ワークスペースでの移行を行ってください。

    1. システム管理者が、旧バージョン・レベルで作成したワークスペースを一般ユーザが書き込み可能なフォルダにコピーします。

    2. コピーしたワークスペースに対して、ISI Studioを利用する一般ユーザのアクセス許可として“変更”または“フルコントロール”を設定してください。

Formatmanagerクライアントの作業

Formatmanagerを使用している場合、以下の手順も実施してください。

  1. データベースの作成

    データベースを再作成します。旧バージョン・レベルで作成したデータベースは使用できません。

    詳細は“ISI Studio ヘルプ”の“定義を操作する”の“ISIプロジェクトのプロパティを設定する”を参照してください。

  2. データベースのリストア

    “資源のバックアップ”でバックアップしたデータベースをリストアしてください。

    詳細は、“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”の“DB保守”の“変換定義DBリストア”を参照してください。

  3. 変換テーブルの生成

    リストアしたデータベースで、変換テーブルを再生成してください。

    詳細は、“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”の“変換テーブル生成”を参照してください。

ポイント

  • 移行後、Formatmanagerクライアントを一般ユーザで利用する場合は、データベースの格納先フォルダにFormatmanagerクライアントを利用するユーザのアクセス許可として“変更”または“フルコントロール”を設定してください。データベースの格納先の設定については、“ISI Studio ヘルプ”の“定義を操作する”の“ISIプロジェクトのプロパティを設定する”を参照してください。

  • ログインパスワードは初期状態に戻りますので、必要に応じて修正してください。