“資源のバックアップ”でISI StudioおよびFormatmanagerクライアントでバックアップした資源のリストアを行います。以下の作業を行ってください。
ISI Studioの作業
ワークスペースの移行
ワークベンチの起動ダイアログボックスの環境設定で、“資源のバックアップ”で退避したワークスペースを指定して、ワークベンチを起動します。
ISIサーバへの定義資産の登録
“資源のバックアップ”でISIサーバの定義を取得したプロジェクトで「サーバに登録」から、サーバに定義資産を登録します。このとき、「登録方法」は「追加のみ」を選択してください。
定義の版数がサーバとクライアントとで一致しないため他のユーザが定義を更新したという警告のダイアログが表示されますが、そのまま登録を実行してください。
ポイント
移行後のワークスペースを一般ユーザで利用する場合は、以下の手順を実施したうえで、ワークスペースでの移行を行ってください。
システム管理者が、旧バージョン・レベルで作成したワークスペースを一般ユーザが書き込み可能なフォルダにコピーします。
コピーしたワークスペースに対して、ISI Studioを利用する一般ユーザのアクセス許可として“変更”または“フルコントロール”を設定してください。
Formatmanagerクライアントの作業
Formatmanagerを使用している場合、以下の手順も実施してください。
データベースの作成
データベースを再作成します。旧バージョン・レベルで作成したデータベースは使用できません。
詳細は“ISI Studio ヘルプ”の“定義を操作する”の“ISIプロジェクトのプロパティを設定する”を参照してください。
データベースのリストア
“資源のバックアップ”でバックアップしたデータベースをリストアしてください。
詳細は、“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”の“DB保守”の“変換定義DBリストア”を参照してください。
変換テーブルの生成
リストアしたデータベースで、変換テーブルを再生成してください。
詳細は、“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”の“変換テーブル生成”を参照してください。
ポイント
移行後、Formatmanagerクライアントを一般ユーザで利用する場合は、データベースの格納先フォルダにFormatmanagerクライアントを利用するユーザのアクセス許可として“変更”または“フルコントロール”を設定してください。データベースの格納先の設定については、“ISI Studio ヘルプ”の“定義を操作する”の“ISIプロジェクトのプロパティを設定する”を参照してください。
ログインパスワードは初期状態に戻りますので、必要に応じて修正してください。