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Interstage Service Integrator V9.6.1 Java EE導入ガイド
FUJITSU Software

13.1 ISI実行環境のアンセットアップ

ISI実行環境をアンセットアップする手順を説明します。

アンセットアップ実施前の作業

9.1.2 環境変数の設定を参照し、アンセットアップに必要な環境変数を設定してください。

PCMIサービス、Interstage Java EE 6 DASサービス、およびInterstageを起動してください。

アンセットアップ対象のISI実行環境のすべてのアダプタ、ISIサーバを停止してください。

また、Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型の場合)、ISI運用管理コンソールも停止してください。

ISIサーバおよびインバウンドのMQアダプタ、アウトバウンドのMQアダプタにおいて複数プロセス運用を実施している場合、デフォルトで作成されているサーバーインスタンス以外のサーバーインスタンスを削除してください。

各サービスの起動、停止方法については、“ISI Java EE運用ガイド”の“ISIサーバの運用管理”の“起動”および“停止”を参照してください。

ISI運用管理コンソールの停止方法については、“ISI Java EE運用ガイド”の“ISI運用管理コンソール”の停止参照してください。

アンセットアップ

  1. CORBAアダプタの削除

    インバウンドのCORBAアダプタを作成している場合、以下のコマンドを実行してインバウンドのCORBAアダプタを削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isi6setup”コマンドを参照してください。

    isi6setup delete-corba -i [-u ISI実行環境名]

    アウトバウンドのCORBAアダプタを作成している場合、以下のコマンドを実行してアウトバウンドのCORBAアダプタを削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isi6setup”コマンドを参照してください。

    isi6setup delete-corba -o [-u ISI実行環境名]
  2. MQアダプタの削除

    MQアダプタを作成している場合、以下のコマンドを実行してMQアダプタを削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isi6setup”コマンドを参照してください。

    isi6setup delete-mq -n MQアダプタ名 [-u ISI実行環境名]
  3. カスタムアダプタの削除

    アウトバウンドのカスタムアダプタ利用時の設定を行っている場合、“Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)”の“コネクタの運用方法”を参照し、作成したアウトバウンド・リソースアダプタのリソースを削除してください。

  4. III連携の環境の削除

    III連携の環境を作成している場合、以下の手順を実行してIII連携の環境を削除してください。

    1. IIIの運用管理環境のWebアプリケーションの配備解除

      asadminコマンドを使用し、ISIConsoleのIJServerクラスタに対して配備した、IIIの運用管理環境のWebアプリケーションを配備解除してください。

      asadminコマンドの詳細は、“Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)”の“asadmin”を参照してください。

    2. III連携定義ファイルの削除

      ISIのインストール先にコピーしたIII連携定義ファイルを削除してください。

      <INSDIR>\etc\jee\def\gui\iii-cooperations.xml
    3. リソースアダプタの配備解除

      コネクタモジュールとコネクタリソースのターゲットの関連付け解除

      ISIサーバを複数作成している場合に必要な手順です。ISIサーバを1つだけ作成している場合、本手順は省略してください。

      以下のコマンドを実行し、コネクタモジュールとコネクタリソースのターゲットの関連付けを解除してください。ただし、すべてのISIサーバに対して関連付けを解除しないで、1つのISIサーバだけ関連付くようにしてください。delete-application-refサブコマンドは、本手順だけで使用してください。

      <Interstageインストールディレクトリ>\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin delete-application-ref --target ISIサーバ名 esiiiiadapter
      <Interstageインストールディレクトリ>\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin delete-resource-ref --target ISIサーバ名 esiiiiadapter
      リソースアダプタの配備解除

      以下のコマンドを実行し、リソースアダプタを配備解除してください。ISIサーバ名には、コネクタモジュールに関連付いているIJServerクラスタ名を指定してください。

      <Interstageインストールディレクトリ>\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin delete-connector-resource --target ISIサーバ名 esiiiiadapter
      <Interstageインストールディレクトリ>\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin delete-connector-connection-pool esiiiiadapter
      <Interstageインストールディレクトリ>\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin undeploy --target ISIサーバ名 esiiiiadapter
  5. ISIサーバの削除

    以下のコマンドを実行してISIサーバを削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isi6setup”コマンドを参照してください。

    isi6setup delete-server [-u ISI実行環境名]
  6. Interstage Java EE 6 DASサービスの再起動

    以下のコマンドを実行してInterstage Java EE 6 DASサービスを再起動してください。

    <Interstageインストールディレクトリ>\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin stop-domain
    <Interstageインストールディレクトリ>\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin start-domain