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Interstage Service Integrator V9.6.1 導入ガイド
FUJITSU Software

C.4 CORBAクライアントの設定

ISIサーバとは別のサーバマシンからCORBAサービスを利用する場合、CORBAクライアントアプリケーションでCORBAアダプタのオブジェクトリファレンスを取得する必要があります。以下にCORBAクライアント環境のネーミングサービスにCORBAアダプタのオブジェクトリファレンスを登録する方法を説明します。CORBAクライアントが動作するマシンとISIサーバが動作するマシンでネーミングサービスを共用している場合、環境設定は不要です。

以下のコマンドを使用して、CORBAクライアントが動作するサーバマシンのネーミングサービスに、CORBAアダプタのオブジェクトリファレンス(指定されたオブジェクト名)を登録します。

OD_or_adm -c IDL:esi/corbaservice:1.0 -a ESICORBARcv -h <ISIサーバのホスト名> -p <CORBAサービスのポート番号> -n ESICORBARcv 

上記の例では、デフォルトのCORBAアダプタ(ESICORBARcv)を利用する場合の設定です。OD_or_admコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“OD_or_adm”を参照してください。

ポイント

CORBAクライアントプログラムがJava以外の場合、環境変数OD_CODE_SETを使用してコード系を設定する必要があります。
CORBAアダプタのコード系は、デフォルトで“UNICODE”に設定されています。
指定できるコード系については、“Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド”を参照してください。