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Interstage Service Integrator V9.6.1 導入ガイド
FUJITSU Software

29.4.6 移行後の作業

移行が終了したあと、利用している機能に応じて以下の作業を行います。

ISI運用管理コンソールの再作成

29.4.2 資源のバックアップ”において、ISI運用管理コンソールをセットアップした状態でバックアップを行っている場合、ISI運用管理コンソールを再作成してください。ISI運用管理コンソールをセットアップしていない状態でバックアップを行っている場合、本作業は不要です。
以下のコマンドを実行して、ISI運用管理コンソールを再作成してください。

isstopwu ESIAdminServer
esiunsetup_admin
esisetup_admin

IJServerの環境設定

セットアップされているISIのIJServerの環境設定を行います。設定が必要となるIJServer名は以下のとおりです。

  1. ESIServerまたはESIServer_<識別子>

  2. ESIServer_OutboundまたはESIServer_<識別子>_Outbound

  3. ESISOAPServerまたはESISOAPServer_<識別子>

各IJServerで設定が必要な項目は以下のとおりです。

項目

1

2

3

環境設定

クラスパス

×

JavaVMオプション

×

○:設定が必要
×:設定が不要

Interstage管理コンソールを使用して、[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット]から設定対象のIJServerを選択します。IJServerが起動している場合は、停止してから設定してください。

環境設定

[環境設定]のワークユニット設定にある [JavaVMオプション]に以下の値を追加してください。

CORBAワークユニットの環境設定

セットアップされているISIのCORBAワークユニットの環境設定を行います。設定が必要となるCORBAワークユニット名は以下のとおりです。

Interstage管理コンソールを使用して、[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット]から設定対象のCORBAワークユニットを選択します。CORBAワークユニットが起動している場合は、停止してから設定してください。

アプリケーション格納フォルダの変更

[ワークユニット名]を選択し、[環境設定] > [ワークユニット設定]の[アプリケーション格納フォルダ]を以下のパスに変更してください。

<Interstageインストールディレクトリ>\JDK6\bin

/opt/FJSVawjbk/jdk6/bin
CORBAアプリケーションの起動パラメタの追加

[ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]を選択し、[環境設定] > [CORBAアプリケーション]の[起動パラメタ]に以下のVMオプションを追加してください。

-Dorg.omg.CORBA.ORBClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB
-Dorg.omg.CORBA.ORBSingletonClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.SingletonORB
-Djavax.rmi.CORBA.StubClass=com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.StubDelegateImpl
-Djavax.rmi.CORBA.UtilClass=com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.UtilDelegateImpl
-Djavax.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectClass=com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectDelegateImpl

アプリケーションの移行