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Interstage Service Integrator V9.6.1 導入ガイド
FUJITSU Software

13.2.1 送信キューを持つグローバルサーバでの作業

グローバルサーバとオープンシステムでサーバ間非同期連携を行っている既存環境について、オープンシステムをISIに変更してグローバルサーバ連携を行う場合、送信キューを持つグローバルサーバでは以下の環境の設定変更が必要です。

ORBC環境の変更

連携先ISIサーバのMQD受信オブジェクトのオブジェクトリファレンスをネーミングコンテキストファイルへ登録する必要があります。連携先サーバのMQD受信オブジェクトのオブジェクトリファレンスは、“13.1.3 イベントチャネル連携サービスのCORBAサービスへの登録”で出力されたIORファイルを使用して登録します。

MQD環境の変更

MQD環境定義の設定と連携先ISIサーバの設定を合せる必要があります。グローバルサーバ側の設定を変更しない場合には、連携先ISIサーバの設定グローバルサーバの設定に合せてください。

マクロ命令

指定単位

オペランド名

変更が必要な項目

変更の内容

KXMDEF

MQD環境定義

DID

OBJTOUT

PULLTOUT

MAXPROXY

COMMID

EXCPMSG

CNCTMSG

PACKMSG

ERETRY

ERTIME

MQCFSHR

KXMPCOMM

連携先サーバ

ID

連携先のISIサーバのMQDシステム識別子と合わせてください。

OBJNAME

ネーミングコンテキストファイルへ登録した、連携先のISIサーバのMQD受信オブジェクトリファレンス名を設定してください。

MULTI

KXMEVTCH

イベントチャネル

CHANNEL

PCHANNEL

連携先のISIサーバのインバウンドキューのイベントチャネル名と合わせてください。

PACKCNT

KXMEND

MQD環境定義

(なし)

○:変更が必要 -:変更が不要

環境の設定方法については、Interstage for GSのマニュアルを参照してください。