グローバルサーバとオープンシステムでサーバ間非同期連携を行っている既存環境について、オープンシステムをISIに変更してグローバルサーバ連携を行う場合、送信キューを持つグローバルサーバでは以下の環境の設定変更が必要です。
ORBC環境
MQD環境
連携先ISIサーバのMQD受信オブジェクトのオブジェクトリファレンスをネーミングコンテキストファイルへ登録する必要があります。連携先サーバのMQD受信オブジェクトのオブジェクトリファレンスは、“13.1.3 イベントチャネル連携サービスのCORBAサービスへの登録”で出力されたIORファイルを使用して登録します。
MQD環境定義の設定と連携先ISIサーバの設定を合せる必要があります。グローバルサーバ側の設定を変更しない場合には、連携先ISIサーバの設定グローバルサーバの設定に合せてください。
マクロ命令 | 指定単位 | オペランド名 | 変更が必要な項目 | 変更の内容 |
---|---|---|---|---|
KXMDEF | MQD環境定義 | DID | - | |
OBJTOUT | - | |||
PULLTOUT | - | |||
MAXPROXY | - | |||
COMMID | - | |||
EXCPMSG | - | |||
CNCTMSG | - | |||
PACKMSG | - | |||
ERETRY | - | |||
ERTIME | - | |||
MQCFSHR | - | |||
KXMPCOMM | 連携先サーバ | ID | ○ | 連携先のISIサーバのMQDシステム識別子と合わせてください。 |
OBJNAME | ○ | ネーミングコンテキストファイルへ登録した、連携先のISIサーバのMQD受信オブジェクトリファレンス名を設定してください。 | ||
MULTI | - | |||
KXMEVTCH | イベントチャネル | CHANNEL | - | |
PCHANNEL | ○ | 連携先のISIサーバのインバウンドキューのイベントチャネル名と合わせてください。 | ||
PACKCNT | - | |||
KXMEND | MQD環境定義 | (なし) | - |
○:変更が必要 -:変更が不要
環境の設定方法については、Interstage for GSのマニュアルを参照してください。