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Interstage Service Integrator V9.6.1 導入ガイド
FUJITSU Software

1.6 サービス利用側のアプリケーションの設計

サービス利用側のアプリケーションを作成する場合、使用するメッセージング・プロトコルを決定するための判断材料を、以下に示します。

表1.5 メッセージ・プロトコルの決定

判断材料

結果

共通APIを使うか
標準準拠で作成するか

言語

サービス利用側アプリケーションとISI間をSOAPメッセージで統一するか

利用するサービスはSOAPメッセージをインタフェースとするか

サービスのSOAPメッセージをクライアントで作成できるか

同期か非同期か

使用するメッセージング・プロトコル

共通APIを使用

Java

SOAPメッセージで統一

共通APIでSOAPのRPCを利用

SOAPメッセージ以外

同期

共通APIでRMIを利用

非同期

共通APIでJMSを利用、または
共通APIでJMS-Rを利用

標準準拠で作成

SOAPメッセージで統一

SOAPメッセージを使用

作成可能

一般的なWebサービスクライアントを利用

メディエータファンクションなどを使用

スタブでSOAPのRPCを利用

SOAPメッセージ以外

SOAPメッセージ以外

同期

スタブでCORBAを利用

既存技術を利用

SOAPメッセージ以外

同期

MQを利用

非同期

MQDを利用

注意

上記の表は、目安としてご利用ください。運用環境を確認のうえ、使用するメッセージング・プロトコルを決定してください。