ISI実行環境をアンセットアップする手順を説明します。
アンセットアップ実施前の作業
アンセットアップ対象のISI実行環境は事前に停止してください。停止方法については、“ISI Java EE運用ガイド”を参照してください。
ISIサーバおよびインバウンドのMQアダプタ、アウトバウンドのMQアダプタにおいて複数プロセス運用を実施している場合、デフォルトで作成されているサーバーインスタンス以外のサーバーインスタンスを削除してください。
アンセットアップ
CORBAアダプタの削除
インバウンドのCORBAアダプタを作成している場合、以下のコマンドを実行してインバウンドのCORBAアダプタを削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isi6setup”コマンドを参照してください。
isi6setup delete-corba -i [-u ISI実行環境名]
アウトバウンドのCORBAアダプタを作成している場合、以下のコマンドを実行してアウトバウンドのCORBAアダプタを削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isi6setup”コマンドを参照してください。
isi6setup delete-corba -o [-u ISI実行環境名]
MQアダプタの削除
MQアダプタを作成している場合、以下のコマンドを実行してMQアダプタを削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isi6setup”コマンドを参照してください。
isi6setup delete-mq -n MQアダプタ名 [-u ISI実行環境名]
MQDアダプタの削除
MQD受信またはMQD送信を利用している場合、以下のコマンドを実行してMQDアダプタを削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isi6setup”コマンドを参照してください。
isi6setup delete-mqd -n MQDアダプタ名 [-u ISI実行環境名]
カスタムアダプタの削除
アウトバウンドのカスタムアダプタ利用時の設定を行っている場合、“Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)”の“コネクタの運用方法”を参照し、作成したアウトバウンド・リソースアダプタのリソースを削除してください。
III連携の環境の削除
III連携の環境を作成している場合、以下の手順を実行してIII連携の環境を削除してください。
IIIの運用管理環境のWebアプリケーションの配備解除
asadminコマンドを使用し、ISIConsoleのIJServerクラスタに対して配備した、IIIの運用管理環境のWebアプリケーションを配備解除してください。
asadminコマンドの詳細は、“Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)”の“asadmin”を参照してください。
III連携定義ファイルの削除
ISIのインストール先にコピーしたIII連携定義ファイルを削除してください。
/opt/FJSVesi/etc/jee/def/gui/iii-cooperations.xml
リソースアダプタの配備解除
ISIサーバを複数作成している場合に必要な手順です。ISIサーバを1つだけ作成している場合、本手順は省略してください。
以下のコマンドを実行し、コネクタモジュールとコネクタリソースのターゲットの関連付けを解除してください。ただし、すべてのISIサーバに対して関連付けを解除しないで、1つのISIサーバだけ関連付くようにしてください。delete-application-refサブコマンドは、本手順だけで使用してください。
/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin delete-application-ref --target ISIサーバ名 esiiiiadapter /opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin delete-resource-ref --target ISIサーバ名 esiiiiadapter
以下のコマンドを実行し、リソースアダプタを配備解除してください。ISIサーバ名には、コネクタモジュールに関連付いているIJServerクラスタ名を指定してください。
/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin delete-connector-resource --target ISIサーバ名 esiiiiadapter /opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin delete-connector-connection-pool esiiiiadapter /opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin undeploy --target ISIサーバ名 esiiiiadapter
ISIサーバの削除
以下のコマンドを実行してISIサーバを削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isi6setup”コマンドを参照してください。
isi6setup delete-server [-u ISI実行環境名]
Interstage Java EE 6 DASサービスの再起動
以下のコマンドを実行してInterstage Java EE 6 DASサービスを再起動してください。
/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin stop-domain /opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin start-domain