ISIサーバのアンインストールの手順でSymfoware Serverをアンインストールしなかった場合は、symfo_removeコマンドを実行し、ISI Enterprise Editionに同梱されているSymfoware Serverをアンインストールします。
Symfoware Serverのアンインストールする前に、ほかの製品がSymfoware Serverを使用していないことを確認してください。
注意
Symfoware Serverのオプション製品または連携製品がインストールされている場合は、RDB機能をアンインストールできません。オプション製品または連携製品を先にアンインストールしてください。
Symfoware Serverのオプション製品には、以下があります。
Symfoware Server Advanced Backup Controller
Symfoware Server Connection Manager
オプション製品のアンインストール方法については、各オプション製品のインストールガイドを参照してください。
Symfoware Serverの連携製品には以下があります。
Symfoware Active DB Guard
連携製品のアンインストール方法については、連携製品のインストールガイドを参照してください。
自動起動停止スクリプトを利用している場合、自動起動停止スクリプトをアンセットアップしてから、Symfoware Serverをアンインストールしてください。
自動起動停止スクリプトのアンセットアップの詳細については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。
クラスタシステムの場合、クラスタアプリケーションを停止し、クラスタアプリケーションおよびSymfoware/RDBのリソースを削除してから、Symfoware Serverをアンインストールしてください。
ただし、再インストール作業でSymfoware Serverをアンインストールする場合は、クラスタアプリケーションおよびSymfoware/RDBのリソースの削除は不要です。
作業の詳細については、“Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド”を参照してください。
日本語表示の環境において、GNOME端末でsymfo_removeコマンドを実行した場合、文字列が途中から重複表示されるなど、日本語を含む文字列が正しく表示されないことがあります。symfo_removeコマンドの動作に影響はありません。回避したい場合は、Konsole端末、Xterm端末などを使用してください。
Interstage Business Application Server、Interstage Job Workload Serverおよび、Interstage Information Integratorなどの、Symfoware Serverを使用する製品を同一筐体にインストールしている場合は、Symfoware Serverを使用する製品をすべてアンインストールしてからSymfoware Serverをアンインストールしてください。
Symfoware Serverをアンインストールする場合は、以下の手順で行います。
Symfoware/RDBを停止します。
# rdbstop <RETURN> |
以下のラベルのDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットし、以下のコマンドを実行します。
■DVD-ROMのラベル
[Linux for x86版]
“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”
[Linux for Intel64版]
“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック (64bit) V9.6.0 サーバパッケージ”
# LANG=ja_JP.UTF-8;export LANG # mount -t iso9660 -r /dev/デバイスファイル名 <DVD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN> # cd <DVD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN> # cd symfo # ./symfo_remove <RETURN> |
注意
symfo_removeコマンドを実行するコンソール画面上の環境変数LANGには、表示環境に合わせて、“ja_JP.UTF-8”または“C”を設定してください。環境変数LANGが適切に設定されていない場合、英語表示されたり、正しく表示されないことがあります。
アンインストール環境のチェックメッセージを確認し、<RETURN>を入力します。
インストール環境のチェックを開始します。
インストール環境のチェックが終了しました。
"Symfoware Serverの製品名"をアンインストールします。 |
削除する機能の番号を指定し、<RETURN>を入力します。
すべての機能を削除する場合は、“all”<RETURN>を入力してください。
アンインストールする機能を選択してください。 1: RDB機能 2: JDBC機能 3: WebAdmin機能 4: WebDBtools機能 5: ロードシェア機能 6: レプリケーション機能複数選択する場合は","で区切ります。(例: 1,2) [all:全機能,1,2,3,4,5,6,q]: all |
選択した機能を確認し、表示された機能のアンインストールを開始する場合は、“y”<RETURN>を入力します。
機能を変更する場合は、“n”<RETURN>を入力し、機能を選択し直します。
選択した機能 - RDB機能 - JDBC機能 - WebAdmin機能 - WebDBtools機能 - ロードシェア機能 - レプリケーション機能 上記の機能のアンインストールを開始しますか? y: アンインストールを開始します n: 再び機能を選択します q: アンインストールせずに終了します [y,n,q]: y |
アンインストールの状態が表示されます。
アンインストールを開始します。 レプリケーション機能のアンインストールが成功しました。 ロードシェア機能のアンインストールが成功しました。 WebDBtools機能のアンインストールが成功しました。 WebAdmin機能のアンインストールが成功しました。 JDBC機能のアンインストールが成功しました。 RDB機能のアンインストールが成功しました。 アンインストールが終了しました。 |
アンインストールが終了すると、以下のメッセージが表示されます。
正常終了の場合
"Symfoware Serverの製品名"のアンインストールが正常終了しました。 |
異常終了の場合
"Symfoware Serverの製品名"のアンインストールが異常終了しました。 |
注意
アンインストールの途中でエラーが発生した場合は、以下のように対処してください。
エラーメッセージをもとに原因を取り除きます。
再度、symfo_removeコマンドを実行します。