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Interstage Service Integrator V9.6.0 Java EE導入ガイド
FUJITSU Software

7.3.2 Symfoware Serverのアンインストール

ISIサーバのアンインストールの手順でSymfoware Serverをアンインストールしなかった場合は、symfo_removeコマンドを実行し、ISI Enterprise Editionに同梱されているSymfoware Serverをアンインストールします。
Symfoware Serverのアンインストールする前に、ほかの製品がSymfoware Serverを使用していないことを確認してください。

注意

  • Symfoware Serverのオプション製品または連携製品がインストールされている場合は、RDB機能をアンインストールできません。オプション製品または連携製品を先にアンインストールしてください。

    • Symfoware Serverのオプション製品には、以下があります。

      • Symfoware Server Advanced Backup Controller

      • Symfoware Server Connection Manager

      オプション製品のアンインストール方法については、各オプション製品のインストールガイドを参照してください。

    • Symfoware Serverの連携製品には以下があります。

      • Symfoware Active DB Guard

      連携製品のアンインストール方法については、連携製品のインストールガイドを参照してください。

  • 自動起動停止スクリプトを利用している場合、自動起動停止スクリプトをアンセットアップしてから、Symfoware Serverをアンインストールしてください。
    自動起動停止スクリプトのアンセットアップの詳細については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。

  • クラスタシステムの場合、クラスタアプリケーションを停止し、クラスタアプリケーションおよびSymfoware/RDBのリソースを削除してから、Symfoware Serverをアンインストールしてください。
    ただし、再インストール作業でSymfoware Serverをアンインストールする場合は、クラスタアプリケーションおよびSymfoware/RDBのリソースの削除は不要です。
    作業の詳細については、“Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド”を参照してください。

  • 日本語表示の環境において、GNOME端末でsymfo_removeコマンドを実行した場合、文字列が途中から重複表示されるなど、日本語を含む文字列が正しく表示されないことがあります。symfo_removeコマンドの動作に影響はありません。回避したい場合は、Konsole端末、Xterm端末などを使用してください。

  • Interstage Business Application Server、Interstage Job Workload Serverおよび、Interstage Information Integratorなどの、Symfoware Serverを使用する製品を同一筐体にインストールしている場合は、Symfoware Serverを使用する製品をすべてアンインストールしてからSymfoware Serverをアンインストールしてください。

Symfoware Serverをアンインストールする場合は、以下の手順で行います。

  1. Symfoware/RDBを停止します。

    # rdbstop <RETURN>

  2. 以下のラベルのDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットし、以下のコマンドを実行します。

    DVD-ROMのラベル

    [Linux for x86版]

    • “Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”

    [Linux for Intel64版]

    • “Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック (64bit) V9.6.0 サーバパッケージ”

    # LANG=ja_JP.UTF-8;export LANG
    # mount -t iso9660 -r /dev/デバイスファイル名 <DVD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN>
    # cd <DVD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN>
    # cd symfo
    # ./symfo_remove <RETURN>

    注意

    symfo_removeコマンドを実行するコンソール画面上の環境変数LANGには、表示環境に合わせて、“ja_JP.UTF-8”または“C”を設定してください。環境変数LANGが適切に設定されていない場合、英語表示されたり、正しく表示されないことがあります。

  3. アンインストール環境のチェックメッセージを確認し、<RETURN>を入力します。

    インストール環境のチェックを開始します。
    インストール環境のチェックが終了しました。
    
    "Symfoware Serverの製品名"をアンインストールします。
  4. 削除する機能の番号を指定し、<RETURN>を入力します。
    すべての機能を削除する場合は、“all”<RETURN>を入力してください。

    アンインストールする機能を選択してください。
    1: RDB機能
    2: JDBC機能
    3: WebAdmin機能
    4: WebDBtools機能
    5: ロードシェア機能
    6: レプリケーション機能複数選択する場合は","で区切ります。(例: 1,2)
    [all:全機能,1,2,3,4,5,6,q]: all
  5. 選択した機能を確認し、表示された機能のアンインストールを開始する場合は、“y”<RETURN>を入力します。
    機能を変更する場合は、“n”<RETURN>を入力し、機能を選択し直します。

    選択した機能
    - RDB機能
    - JDBC機能
    - WebAdmin機能
    - WebDBtools機能
    - ロードシェア機能
    - レプリケーション機能
    
    上記の機能のアンインストールを開始しますか?
    y: アンインストールを開始します
    n: 再び機能を選択します
    q: アンインストールせずに終了します
    [y,n,q]: y
  6. アンインストールの状態が表示されます。

    アンインストールを開始します。
    
    レプリケーション機能のアンインストールが成功しました。
    ロードシェア機能のアンインストールが成功しました。
    WebDBtools機能のアンインストールが成功しました。
    WebAdmin機能のアンインストールが成功しました。
    JDBC機能のアンインストールが成功しました。
    RDB機能のアンインストールが成功しました。
    
    アンインストールが終了しました。

アンインストールが終了すると、以下のメッセージが表示されます。

正常終了の場合

"Symfoware Serverの製品名"のアンインストールが正常終了しました。

異常終了の場合

"Symfoware Serverの製品名"のアンインストールが異常終了しました。

注意

アンインストールの途中でエラーが発生した場合は、以下のように対処してください。

  • エラーメッセージをもとに原因を取り除きます。

  • 再度、symfo_removeコマンドを実行します。