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Interstage Service Integrator V9.6.0 Java EE導入ガイド
FUJITSU Software

7.2.2 Symfoware Serverのアンインストール

ISIサーバのアンインストールの手順でSymfoware Serverをアンインストールしなかった場合は、symfo_removeコマンドを実行し、ISI Enterprise Editionに同梱されているSymfoware Serverをアンインストールします。
Symfoware Serverのアンインストールする前に、ほかの製品がSymfoware Serverを使用していないことを確認してください。

注意

  • Symfoware Serverのオプション製品または連携製品がインストールされている場合は、RDB機能をアンインストールできません。オプション製品または連携製品を先にアンインストールしてください。

    • Symfoware Serverのオプション製品には、以下があります。

      • Symfoware Server Advanced Backup Controller

      • Symfoware Server Connection Manager

      オプション製品のアンインストール方法については、各オプション製品のインストールガイドを参照してください。

    • Symfoware Serverの連携製品には以下があります。

      • Symfoware Active DB Guard

      連携製品のアンインストール方法については、連携製品のインストールガイドを参照してください。

  • 自動起動停止スクリプトを利用している場合、自動起動停止スクリプトをアンセットアップしてから、Symfoware Serverをアンインストールしてください。
    自動起動停止スクリプトのアンセットアップの詳細については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。

  • Interstage Business Application Serverおよび、Interstage Information Integratorなどの、Symfoware Serverを使用する製品を同一筐体にインストールしている場合は、Symfoware Serverを使用する製品をすべてアンインストールしてからSymfoware Serverをアンインストールしてください。

Symfoware Serverをアンインストールする場合は、以下の手順で行います。

  1. Symfoware/RDBを停止します。

    # rdbstop <RETURN>
  2. 以下のラベルのDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットし、以下のコマンドを実行します

    DVD-ROMのラベル

    • “Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”

    例:

    # mkdir -p /cdrom/cdrom0 <RETURN> ……(注1)
    # /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t6d0s2 /cdrom/cdrom0 <RETURN> ……(注2)

    注1):/cdrom/cdrom0がない場合だけ必要です。
    注2):マシン環境によって、下線部のデバイス名が異なる場合がありますので確認してください。

  3. アンインストールします。

    # LANG=ja;export LANG <RETURN>
    # cd /cdrom/cdrom0/symfo <RETURN>
    # ./symfo_remove <RETURN>

    注意

    symfo_removeコマンドを実行するコンソール画面上の環境変数LANGには、表示環境にあわせて、“ja”、“ja_JP.eucJP”、“ja_JP.PCK”、“ja_JP.UTF-8”または“C”を設定してください。環境変数LANGが適切に設定されていない場合、英語表示されたり、正しく表示されないことがあります。

  4. アンインストール環境のチェックメッセージを確認し、<RETURN>を入力します。

    インストール環境のチェックを開始します。
    インストール環境のチェックが終了しました。
    
    "Symfoware Serverの製品名"をアンインストールします。
  5. 削除する機能の番号を指定し、<RETURN>を入力します。
    すべての機能を削除する場合は、“all”<RETURN>を入力してください。

    アンインストールする機能を選択してください。
    1: RDB機能
    2: JDBC機能
    3: WebAdmin機能
    4: WebDBtools機能
    5: RDA-SV機能
    6: ロードシェア機能複数選択する場合は","で区切ります。(例: 1,2)
    [all:全機能,1,2,3,4,5,6,q]: all
  6. 選択した機能を確認し、表示された機能のアンインストールを開始する場合は、“y”<RETURN>を入力します。
    機能を変更する場合は、“n”<RETURN>を入力し、機能を選択し直します。

    選択した機能
    - RDB機能
    - JDBC機能
    - WebAdmin機能
    - WebDBtools機能
    - RDA-SV機能
    - ロードシェア機能
    
    上記の機能のアンインストールを開始しますか?
    y: アンインストールを開始します
    n: 再び機能を選択します
    q: アンインストールせずに終了します
    [y,n,q]: y
  7. アンインストールの状態が表示されます。

    アンインストールを開始します。
    ロードシェア機能のアンインストールが成功しました。
    RDA-SV機能のアンインストールが成功しました。
    WebDBtools機能のアンインストールが成功しました。
    WebAdmin機能のアンインストールが成功しました。
    JDBC機能のアンインストールが成功しました。
    RDB機能のアンインストールが成功しました。
    
    アンインストールが終了しました。

アンインストールが終了すると、以下のメッセージが表示されます。

正常終了の場合

"Symfoware Serverの製品名"のアンインストールが正常終了しました。

異常終了の場合

"Symfoware Serverの製品名"のアンインストールが異常終了しました。

注意

アンインストールの途中でエラーが発生した場合は、以下のように対処してください。

  • エラーメッセージをもとに原因を取り除きます。

  • 再度、symfo_removeコマンドを実行します。