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Interstage Service Integrator V9.6.0 Java EE導入ガイド
FUJITSU Software

6.4.1 install.shシェルスクリプトの実行

install.shシェルスクリプトを実行するには、以下の手順で行います。

  1. 以下のラベルのDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットし、任意のディレクトリ上からDVD-ROMに格納されているinstall.shを指定し、以下のコマンドを実行します。install.shは、絶対パスで指定してください。また、DVD-ROM上にディレクトリを移動した状態で実行しないでください。
    install.sh実行後の手順は、“6.4.2 Interstage Application ServerとISIのインストール”を参照してください。

    DVD-ROMのラベル(ISI Standard Editionの場合)

    [Linux for x86版]

    • “Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”

    [Linux for Intel64版]

    • “Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック (64bit) V9.6.0 サーバパッケージ”

    DVD-ROMのラベル(ISI Enterprise Editionの場合)

    [Linux for x86版]

    • “Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”

    [Linux for Intel64版]

    • “Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック (64bit) V9.6.0 サーバパッケージ”

    # mount -t iso9660 -r /dev/デバイスファイル名 <DVD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN>
    # cd <任意のディレクトリ> <RETURN>
    # <DVD-ROMマウントディレクトリ>/install.sh <RETURN>

    注意

    • 必ずスーパーユーザ(root)権限で実行してください。

    • DVD-ROM上にディレクトリを移動した状態で実行しないでください。任意のディレクトリに移動し、絶対パスでinstall.shを実行してください。

    • install.sh実行時、インストールに関する問い合わせが表示されるまで、少し時間がかかる場合があります。

    • install.shを実行するコンソール画面上の環境変数LANGが適切に設定されていない場合、英語表示されたり、正しく表示されないことがあります。

    • RHEL5(x86)/(Intel64)で自動マウントデーモン(autofs)によるDVD-ROMの自動マウントを行った場合、マウントオプションに“noexec”が設定されるため、install.shの実行に失敗します。この場合、mountコマンドによりDVD-ROMを適切に再マウントしてからインストールを実行してください。なお、マウントされているDVD-ROMのマウントオプションは、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。

    • ISIに含まれるパッケージと混在できないパッケージが、すでにインストールされている場合、エラーメッセージを表示してインストールは中断します。この場合、インストール済みのパッケージをアンインストールしてから再度インストールを実行してください。

    • 本製品とは同一筐体にインストールできないバージョンのInterstage Application Serverがインストールされている場合は、インストール済みのパッケージをアンインストールしてから再度インストールしてください。

    • ISI Enterprise Editionをインストールする場合、すでに同じバージョンのSymfoware Serverがインストールされていると、Symfoware Serverはインストールされません。

    注意

    ISI以外の製品により以下のFormatmanagerのコンポーネントがインストールされた状態でISIをインストールした場合、ISIからインストールされるFormatmanagerのコンポーネントは以下のようになります。


    他製品からISIと同じV/LのFormatmanagerのコンポーネントがインストール済みの場合、未インストールのコンポーネントは新規にインストールされ、Formatmanagerを利用したフォーマット変換は利用できます。

    表6.11 ISIと同じV/LのFormatmanagerのコンポーネントがインストール済みの場合

    コンポーネント名(パッケージ名)

    ISIインストール前

    ISIインストール時

    FEDIT/FL-SV (FJSVfdtsv)

    インストール済み

    FEDIT/FL-XML (FJSVxmlfl)

    インストール済み

    FEDIT/CMN-API (FJSVfdcmn)

    インストール済み

    Formatmanager server (FJSVfmsv)

    未インストール

    インストールする

    -:何もしない(変更なし)


    他製品からISIと異なるV/LのFormatmanagerのコンポーネントがインストール済みの場合、コンポーネントは新規にインストールされず、Formatmanagerを利用したフォーマット変換は利用できません。

    表6.12 ISIと異なるV/LのFormatmanagerのコンポーネントがインストール済みの場合

    コンポーネント名(パッケージ名)

    ISIインストール前

    ISIインストール時

    FEDIT/FL-SV (FJSVfdtsv)

    インストール済み

    FEDIT/FL-XML (FJSVxmlfl)

    インストール済み

    FEDIT/CMN-API (FJSVfdcmn)

    インストール済み

    Formatmanager server (FJSVfmsv)

    未インストール

    インストールしない

    -:何もしない(変更なし)