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Interstage Service Integrator V9.6.0 トラブルシューティング集
FUJITSU Software

15.1.3 MQ連携時

15.1.3.1 ISIが受信したメッセージのMsgIdの値が正しくない

バイナリ型の値を変換する際の文字コードが正しく指定されていない可能性があります。ISIの環境設定ファイルの以下のキー値が、使用しているMQキュー・マネージャーのCodedCharSetId属性に指定した文字セットの内容と一致しているか、確認してください。

キー値:com.fujitsu.esi.mqmd.transcharset

設定の詳細については、“ISI Java EE導入ガイド”の“環境のカスタマイズ”を参照してください。

15.1.3.2 連携処理が失敗する

変換エラーなどで連携処理(シーケンス)が失敗した場合、インバウンドのMQアダプタのメッセージ受信機能が停止することがあります。

メッセージ受信機能が停止した場合には、システムログまたはイベントログを参照して、エラーになった原因を取り除き、インバウンドのMQアダプタを停止し、再起動してください。

インバウンドのMQアダプタの停止方法については、“ISI Java EE運用ガイド”の“停止”を参照してください。起動方法については、“ISI Java EE運用ガイド”の“起動”を参照してください。

15.1.3.3 インバウンドのMQアダプタが異常終了する

システムログまたはイベントログを参照して、エラーになった原因を取り除き、インバウンドのMQアダプタを停止し、再起動してください。

受信元のWebSphere MQのキューからのメッセージの受信が完了する前に異常終了した場合、メッセージの冗送が発生する場合があります。ISIでは冗送を検知できないため、サービス提供側アプリケーションで冗送を検知・対処してください。

インバウンドのMQアダプタの停止方法については、“ISI Java EE運用ガイド”の“停止”を参照してください。起動方法については、“ISI Java EE運用ガイド”の“起動”を参照してください。

15.1.3.4 アウトバウンドのMQアダプタが異常終了する

システムログまたはイベントログを参照して、エラーになった原因を取り除き、アウトバウンドのMQアダプタを停止し、再起動してください。

アウトバウンドのMQアダプタの停止方法については、“ISI Java EE運用ガイド”の“停止”を参照してください。起動方法については、“ISI Java EE運用ガイド”の“起動”を参照してください。