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Interstage Service Integrator V9.6.0 トラブルシューティング集
FUJITSU Software

3.1.3 ISIサーバ連携構成(キュー間転送)のセットアップに失敗する

キュー間転送機能のセットアップに失敗し、再度セットアップしてもキュー間転送機能を起動できない場合、キュー間転送の環境とキュー間転送定義セットの間で不整合が発生している可能性があります。

以下の手順を実施して、キュー間転送の環境をすべて削除した後に、“ISI 導入ガイド”の“ISIサーバ連携構成のセットアップ(キュー間転送)”の“セットアップの流れと作業”の「セットアップの実行」以降の手順を再度行ってください。

  1. キュー間転送定義の削除

    以下のコマンドを実行し、キュー間転送定義を削除します。

    esiqctdefclear
  2. CORBAサービスからキュー間転送機能の削除

    以下のコマンドを実行し、CORBAサービスからキュー間転送機能を削除します。

    mqdnsgwrlsserver <自マシンのホストID>

    以下のコマンドを実行し、「<他マシンのホストID>NSGWSERVERNAME」が登録されているか確認してください。

    odlistns

    「<他マシンのホストID>NSGWSERVERNAME」が登録されている場合は、以下のコマンドを実行して削除してください。

    OD_or_adm -d -n <他マシンのホストID>NSGWSERVERNAME
  3. キュー間転送定義情報の削除

    以下のファイルを削除します。

    <INSDIR>\var\qctmng\current_host.def

    /opt/FJSVesi/var/qctmng/current_host.def
  4. キュー間転送の環境再構築

    以下のコマンドを実行し、キュー間転送の環境を削除します。

    esiunsetenv_qctenv

    キュー間転送の環境を削除したあと、以下のコマンドを実行し、キュー間転送の環境を作成します。

    esisetenv_qctenv