キュー間転送機能のセットアップに失敗し、再度セットアップしてもキュー間転送機能を起動できない場合、キュー間転送の環境とキュー間転送定義セットの間で不整合が発生している可能性があります。
以下の手順を実施して、キュー間転送の環境をすべて削除した後に、“ISI 導入ガイド”の“ISIサーバ連携構成のセットアップ(キュー間転送)”の“セットアップの流れと作業”の「セットアップの実行」以降の手順を再度行ってください。
キュー間転送定義の削除
以下のコマンドを実行し、キュー間転送定義を削除します。
esiqctdefclear
CORBAサービスからキュー間転送機能の削除
以下のコマンドを実行し、CORBAサービスからキュー間転送機能を削除します。
mqdnsgwrlsserver <自マシンのホストID>
以下のコマンドを実行し、「<他マシンのホストID>NSGWSERVERNAME」が登録されているか確認してください。
odlistns
「<他マシンのホストID>NSGWSERVERNAME」が登録されている場合は、以下のコマンドを実行して削除してください。
OD_or_adm -d -n <他マシンのホストID>NSGWSERVERNAME
キュー間転送定義情報の削除
以下のファイルを削除します。
<INSDIR>\var\qctmng\current_host.def
/opt/FJSVesi/var/qctmng/current_host.def
キュー間転送の環境再構築
以下のコマンドを実行し、キュー間転送の環境を削除します。
esiunsetenv_qctenv
キュー間転送の環境を削除したあと、以下のコマンドを実行し、キュー間転送の環境を作成します。
esisetenv_qctenv