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Interstage Service Integrator V9.6.0 導入ガイド
FUJITSU Software

29.5.6 移行後の作業

移行が終了したあと、利用している機能に応じて以下の作業を行います。

ISI運用管理コンソールの再作成

29.5.2 資源のバックアップ”において、ISI運用管理コンソールをセットアップした状態でバックアップを行っている場合、ISI運用管理コンソールを再作成してください。ISI運用管理コンソールをセットアップしていない状態でバックアップを行っている場合、本作業は不要です。
以下のコマンドを実行して、ISI運用管理コンソールを再作成してください。

isstopwu ESIAdminServer
esiunsetup_admin
esisetup_admin

IJServerの環境設定

セットアップされているISIのIJServerの環境設定を行います。設定が必要となるIJServer名は以下のとおりです。

  1. ESIServerまたはESIServer_<識別子>

  2. ESIServer_OutboundまたはESIServer_<識別子>_Outbound

  3. ESISOAPServerまたはESISOAPServer_<識別子>

各IJServerで設定が必要な項目は以下のとおりです。

項目

1

2

3

環境設定

クラスパス

×

○:設定が必要
×:設定が不要

Interstage管理コンソールを使用して、[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット]から設定対象のIJServerを選択します。IJServerが起動している場合は、停止してから設定してください。

環境設定

[環境設定]のワークユニット設定にある [JavaVMオプション]に以下の値を追加してください。

アプリケーションの移行

Formatmanagerクライアントのローカルデータベースのリストア

Formatmanagerクライアントを使用している場合、“29.5.2 資源のバックアップ”でバックアップしたデータベースをリストアしてください。また、リストア前に必要に応じてデータベースを作成してください。データベースの作成については、“ISI Studioヘルプ”の“定義を操作する”の“ISIプロジェクトのプロパティを設定する”を参照してください。

旧バージョンの変換テーブルは使用できません。リストア後は“変換テーブル生成”を実行して、変換テーブルを再生成してください。
ログインパスワードは初期状態に戻りますので、必要に応じて修正してください。
リストア方法については“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”の“変換定義DBリストア”を参照してください。

ポイント

  • 移行後、Formatmanagerクライアントを一般ユーザで利用する場合は、データベースの格納先フォルダにFormatmanagerクライアントを利用するユーザのアクセス許可として“変更”または“フルコントロール”を設定してください。データベースの格納先の設定については、“ISI Studioヘルプ”の“定義を操作する”の“ISIプロジェクトのプロパティを設定する”を参照してください。