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Big Data Integration ServerV1.0.0 加工編QA集
FUJITSU Software

1.3 連結

データ連結時に、データ行だけ出力することはできますか

データ行だけの出力も指定できます。

  • 基本コマンド利用時は、replace用動作環境ファイルのOutFileパラメタに、スキーマ情報ファイルとデータファイルを別々に指定します。

  • C API利用時は、AsisInitReplace関数のOutFileパラメタに、スキーマ情報ファイルとデータファイルを別々に指定します。

  • 統合コマンド利用時は、統合定義ファイルの処理条件定義部:ReplaceのOutFileタグにSchemaFile属性を指定します。

詳細については、“リファレンス集”を参照してください。


同一のファイルを連結できますか?

同一の入力ジャーナルファイルを連結して、別のレコードに存在する値を表示できます。これを、セルフジョイン(自己結合)といいます。
この場合は、1つの入力ファイルをそれぞれ、入力ジャーナルファイルと入力マスタファイルとして定義して結合させます。連結条件には、「完全一致」を使います。

詳細については、“導入・運用ガイド”の“同じジャーナルファイル同士を連結する”を参照してください。


連結できなかったデータを結果ファイルに出力することはできますか?

連結条件式の結合型に、以下のいずれかを指定することで出力できます。
用途に応じて使い分けてください。

  • LEFT OUTER JOIN方式

    入力ジャーナルファイルのデータが、入力マスタファイルに存在しない場合、そのデータは空で出力します。

  • FULL OUTER JOIN方式

    入力ジャーナルファイルのデータが入力マスタファイルに存在しない、または、入力マスタファイルのデータが入力ジャーナルファイルに存在しない場合には、そのデータは空で出力します。


replace用動作環境ファイルで、入力ジャーナルファイルのパス名に「#」を指定するとエラーになります。なぜですか?

shunreplaceコマンド実行時に指定するreplace用動作環境ファイルの「JnlFileパラメタ」および「MstFileパラメタ」には、以下の文字を含んだファイル名、パス名を指定できません。

  • シャープ(#)

  • カンマ(,)

例えば、上記のパラメタに「#」を書くと、それ以降のパラメタ名の直前までがコメントとして扱われてしまいます。
入出力ファイルなどのパス名に指定する特殊文字の扱いは、機能ごとに異なります。

特殊な文字を指定した場合の扱いについては、“リファレンス集”の“全体に関する注意事項”を参照してください。