データ容量チェックを使用してデータ容量をチェックする方法について説明します。
以下に、データ容量チェックの対象サーバを示します。
システム構成 | サーバ種別 | インストール機能 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
スキーマレス加工 | ディスク検索 | インメモリ検索(サーバ) | ||||
単一サーバ構成 | ○ | - | ○ | |||
マルチ | データ管理サーバ | ○ | - | - | ||
検索 | インメモリ検索サーバ | - | - | ○ | ||
インメモリ検索拡張サーバ | - | - | - | |||
ディスク検索サーバ | - | - | - | |||
インメモリ検索クライアント | - | - | - |
○:実行対象
-:実行不要
定常時
システム管理者は、検索サーバまたはデータ管理サーバ上でデータ容量チェックコマンド(datausageコマンド)を実行してサーバごとにデータ容量を確認します。
その結果をすべて合計することで、システム全体の課金対象データ総容量を確認できます。データ容量チェックコマンド(datausageコマンド)の実行は、週1回や月1回など、利用者の運用に沿って定期的に実行してください。
データ量の変動時
データロードなどでデータ容量が大きく変動した後、一時的にデータ容量チェックコマンド(datausageコマンド)を実行することを推奨します。
参照
データ容量チェックコマンドについては、“F.5.1 datausage”を参照してください。
実行例
システム管理者が、データ管理サーバ上でスキーマレス加工用の入力データ容量を確認します。
# /opt/FJSVbsb/bin/datausage.sh -s <Enter> Schemaless: 12.3GB
システム管理者が、インメモリ検索サーバ上でインメモリ検索用データの容量を確認します。
# /opt/FJSVbsb/bin/datausage.sh -i director識別子 <Enter> In-Memory Search: 55.5GB
注意
インメモリ検索用データの容量チェック時は、業務(director識別子)ごとに本コマンドを実行する必要があります。