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Linkexpress Replication optionV5.0L20 インストールガイド
FUJITSU Software

A.2.1 移行前の作業

移行前の作業について説明します。

複写元システムのLinkexpress Replication optionを移行する場合

  1. データベースの更新利用者プログラムを停止します。(SQLコネクションをすべて切断します)

  2. すべての抽出グループおよび抽出定義に対し、差分ログの取得終了(lxrepdisコマンド)を実施します。

  3. 複写元データベースと複写先データベースの同期をとります。同期操作は、以下のいずれかで行います。

    • LinkexpressクライアントのGUIから業務を起動し、その後、該当業務に対してスケジュールの停止を指定します。

    • lxstrwrkコマンドを実行し、lxcanwrkコマンド(-mnオプション指定)を実行します。

  4. 抽出グループまたは抽出定義を削除します。(lxrepdroコマンド)

  5. Linkexpress Replication optionの動作環境ファイルを退避します。

  6. Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)の場合は、Symfoware Serverを通常停止させます。
    Symfoware抽出レプリケーション(Postgres)の場合は、lxrepstpコマンド(-mnオプション指定)でLinkexpress Replication optionを停止させます。

  7. 複写元システムおよび複写先システムのLinkexpressを通常停止させます。

  8. 以下の資源を削除します。

    • Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)の場合:トランザクションログファイル

    • Symfoware抽出レプリケーション(Postgres)の場合:レプリケーションオブジェクトスキーマ

  9. Symfoware ServerまたはEnterprise Postgres、およびLinkexpressの移行前の作業を行います。詳細は、各製品のドキュメントを参照してください。

複写先システムのLinkexpress Replication optionを移行する場合

  1. データベースの更新利用者プログラムを停止します。(SQLコネクションをすべて切断します)

  2. すべての抽出グループおよび抽出定義に対し、差分ログの取得終了(lxrepdisコマンド)を実施します。

  3. 複写元データベースと複写先データベースの同期をとります。同期操作は、以下のいずれかで行います。

    • LinkexpressクライアントのGUIから業務を起動し、その後、該当業務に対してスケジュールの停止を指定します。

    • lxstrwrkコマンドを実行し、lxcanwrkコマンド(-mnオプション指定)を実行します。

  4. 複写元システムおよび複写先システムのLinkexpressを通常停止させます。

  5. Symfoware ServerまたはEnterprise Postgres、およびLinkexpressの移行前の作業を行います。詳細は、各製品のドキュメントを参照してください。