標準的なUnixツール(psコマンド)を使用する場合、以下の手順でコネクションを切断します。
psコマンドにより、該当プロセスのプロセスIDを確認します。
なお、“<xy>”は、製品のバージョンレベルを示します。
> ps -ef | grep postgres fsepuser 20517 1 ? /opt/fsepv<xy>server64/bin/postgres fsepuser 16643 20517 ? /opt/fsepv<xy>server64/bin/postgres fsepuser 16644 20517 ? /opt/fsepv<xy>server64/bin/postgres
確認したプロセスIDを元に、pargsコマンドを実行します。
(表示されたプロセスID毎に繰り返し)
> pargs 16643 argv[0]: postgres: fsepuser db01 192.168.100.11(49449) UPDATE waiting
プロセスID(16643)は、UPDATE文で長時間接続したコネクションや、資源を占有したコネクション(waiting)の可能性があります。
長時間、待ち状態のクライアントのコネクションを切断します。
pg_terminate_backend()を利用して、上記1.で特定したプロセスIDのコネクションを切断します。
プロセスIDが16643のコネクションを切断する例を以下に示します。
ただし、アプリケーションの互換性を維持することを考慮し、下記のSQL文中の関数を使用しないようにしてください。
postgres=# SELECT pg_terminate_backend (16643); pg_terminate_backend ------------------- t (1 row)
参照
pg_terminate_backendの詳細は、“PostgreSQL文書”の“SQL言語”の“システム管理関数”を参照してください。
アプリケーションの互換性の維持に関する詳細は、“アプリケーション開発ガイド”の“アプリケーションの互換に関する注意事項”を参照してください。