利用者プログラムは、分割スクロール形式の画面定義体を使用することにより、画面定義体を最大6区画までの複数の区画に分割してウィンドウに表示できます。分割して表示することにより、1つの画面定義体で区画ごとに独立した制御を行えるようになります。
図に分割スクロール形式画面の表示例を示します。
図2.7 分割スクロール形式画面の表示例
分割スクロール形式画面でのデータ入力は、カーソルを表示している区画内だけで行うことができます。
また、分割スクロール形式画面では、区画内および区画間でのカーソル移動が可能です。区画内のカーソル移動については、他形式画面での動作と同様となります。たとえば、区画をまたがった項目間のカーソル移動が発生します。この場合、カーソルが移動する項目の基準位置を表示していなければ、表示している項目の中で最も基準位置に近い位置にカーソルが表示されます。
注意
以下の項目を含む画面定義体への分割スクロール指定は非サポートです。
文字サイズに長体または倍角を指定した項目
縦幅および行数の指定が2以上の項目