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NetCOBOL V12.0 MeFt/Webユーザーズガイド(HTML変換方式編)
FUJITSU Software

1.1 MeFt/Web HTML変換方式とは

MeFt/Web HTML変換方式(以降、HTML変換方式といいます)とは、Webサーバ上で動作する画面入出力を行う利用者プログラムの画面データから、サーバ側でHTMLを生成して、Webブラウザに表示する機能です。


画面入出力を行うためには、表示ファイル機能を使用します。表示ファイル機能は、様々に定義された画面定義体を使って画面入出力を行うことができるため、従来から多くの業務を実現するために利用されてきました。

従来より提供されているMeFt/Web(以降、ActiveX方式といいます)では、表示ファイルを使用したアプリケーションを、ActiveXフィルターを中心とするプラグインを利用する技術によって、画面入出力を実現しています。このため、ActiveX方式ではActiveXフィルターやプラグインを利用できる環境で適用する必要があります。

HTML変換方式で生成するHTMLは、プラグインを利用しないWebコンテンツです。ActiveXフィルターやブラウザ アドオンでプラグインを無効にしている利用者、プラグインをサポートしない端末で閲覧する利用者などの多様な環境での適用を実現します。


一方、多様な環境で適用可能とするために、生成するHTMLには汎用性が求められます。

このため、ActiveX方式が実現している画面機能に比べて、HTML変換方式で対応可能な機能は限定されます。また、ActiveX方式と比較して、ネットワーク転送データ量が増加する傾向があります。転送データ量は、生成されるHTMLサイズで決定され、画面構成やデータ項目の数によって変化します。