運用に関する新機能を説明します。
GUIの改善
WebAdmin GUIは、以下の新しい機能と改善点を取り入れています。
インスタンスをインポートする
initdbコマンドを使ってコマンドラインで作成されたインスタンスをWebAdminにインポートし、WebAdminで管理することができます。
詳細は、“導入ガイド(サーバ編)”の“インスタンスのインポート”を参照してください。
インスタンスを編集する
インスタンスに関する以下の項目を修正できるようになりました。
インスタンス名
ポート番号
バックアップ格納パス
詳細は、“導入ガイド(サーバ編)”の“インスタンス情報の編集”を参照してください。
異常処理
WebAdminは、postgresql.confのportとbackup_destinationパラメータに対する外部からの変更を検出し、WebAdminで対応する項目と同期させる機能を提供しています。
また、WebAdminを使って追加されたクラスタレプリケーションのMirroring Controller設定に対する外部からの変更も検出し、異常が検出されたインスタンスに対してMirroring Controller機能を無効にします。
詳細は、“運用ガイド”の“異常検知と対処”を参照してください。
相互運用性のサポート
WebAdminで旧バージョンのインスタンスも管理できるようになりました。
WebAdmin 9.6はインスタンスの作成と管理のために、FUJITSU Enterprise Postgres 9.6とFUJITSU Enterprise Postgres 9.5をサポートしています。
詳細は、“導入ガイド(サーバ編)”の“インスタンスの作成”の“[サーバ製品タイプ]”を参照してください。
バックアップのオプション化
各インスタンスに対して、バックアップとリストアを無効にできるようになりました。
詳細は、“導入ガイド(サーバ編)”の“インスタンスの作成”の“[バックアップ]”を参照してください。
自動リフレッシュ
全インスタンスのステータスを、設定された間隔で自動的にリフレッシュします。
詳細は、“導入ガイド(サーバ編)”の“WebAdmin自動リフレッシュ機能の使用”を参照してください。
性能の向上
様々な運用において性能が大幅に向上しました。