ページの先頭行へ戻る
NetCOBOL V12.0.0 リリース情報
FUJITSU Software

3.1 NetCOBOL開発環境

ここに記載する情報は、以下の製品に適用されます。

表3.1 NetCOBOL開発環境のプログラム修正一覧

項番

V/L(注)

P番号

現象

1

V10.1.0

V11.1.0

PH08505

以下の条件の場合、コンパイラが異常終了する場合があります。このとき、特定のメッセージは出力されません。

以下の条件1、条件2のいずれかを満たす場合。

条件1)

  1. 以下の順序でREPLACE文を記述している。

    1. 書き方1のREPLACE文

    2. 書き方2のREPLACE文(REPLACE OFF)

    3. 書き方1のREPLACE文

    かつ、

  2. c.のREPLACE文の行に、別の文または注記を記述している場合。

    -例-

      REPLACE ==XXX== BY ==AAA==.
        :
      REPLACE OFF.
        :
      REPLACE ==XXX== BY ==BBB==. *> 注記
        :

条件2)

  1. 以下の順序でCOPY文およびREPLACE文を記述している。

    1. REPLACING指定またはDISJOINING/JOINING指定のあるCOPY文

    2. 書き方1のREPLACE文

    かつ、

  2. b.のREPLACE文の行に、別の文または注記を記述している場合。

    -例-

      COPY TEXT1 REPLACING ==XXX== BY ==AAA==.
        :
      REPLACE ==XXX== BY ==BBB==. *> 注記
        :

2

V11.0.0

V11.1.0

PH13035

以下の条件の場合、[テンプレート]ビューのコンテキストメニューが表示されません。

  1. [テンプレート]ビューを表示している(*1)。かつ、

  2. [ワークスペースの保管間隔(分)]に設定した時間(*2)が経過した場合。


*1: [テンプレート]ビューは、以下の手順で表示できます。

  1. メニューバーから[ウィンドウ] > [ビューの表示] > [その他]を選択します。
    → [ビューの表示]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [COBOL] > [テンプレート]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
    → [テンプレート]ビューが表示されます。

*2: ワークスペースの保管間隔に設定した時間は以下の手順で確認できます。

  1. メニューバーから[ウィンドウ] > [設定]を選択します。
    → [設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 左のペインから[一般] > [ワークスペース]を選択します。
    → [ワークスペース]ページが表示されます。

  3. [ワークスペースの保管間隔(分)]に設定された値を確認します。

3

V11.1.0

PH13456

以下の環境・条件の場合、NetCOBOL StudioでCOBOLアプリケーションをデバッグしたとき、ブレークポイントが有効にならず、実行が中断しません。

環境)

  1. クライアント側が、Windows(x64)版 NetCOBOL V12.0.0である。かつ、

  2. サーバ側が、Windows(x64)版 NetCOBOL V11.1.0である。

条件)

  1. NetCOBOL Studioのリモートデバッグ機能でCOBOLアプリケーションをデバッグしている。かつ、

  2. 以下のいずれの方法で、条件式を指定している。かつ、

    • [ウォッチ]ビュー

    • [COBOL行ブレークポイントのプロパティー]ダイアログボックス

  3. 2.の条件式に、英数字項目と文字定数との比較式を指定した場合。

※ [ウォッチ]ビューの場合、「条件式を評価できません」の状態になります。

注:V/Lは障害が存在する範囲を示します。