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Interstage Job Workload Server セットアップガイド
FUJITSU Software

4.1.1 バッチセットアップ情報ファイルの設定

以下のバッチセットアップ情報ファイルを、テキストエディタを使用して編集してください。

/etc/opt/FJSVibsbc/btfwsetup.conf

Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\etc\setup\btfwsetup.conf

バッチセットアップ情報ファイルの概要を以下に示します。

バッチセットアップ情報ファイルに設定する情報には、以下の4種類があります。

参照

バッチセットアップ情報ファイルの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”を参照してください。

4.1.1.1 バッチサーバ全体の情報

バッチセットアップ情報ファイル内に指定する、バッチサーバ全体の情報の記述イメージを以下の図に示します。

バッチサーバ全体の情報には、以下の2つがあります。

文字コードの情報

情報名

概要

設計

文字コードの設定

バッチ実行基盤が動作する文字コード

2.3.1.1 文字コードの設計

参照

文字コードの情報の記述形式については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”の“SERVER要素”を参照してください。

バッチジョブ定義格納ディレクトリの情報

情報名

概要

設計

バッチジョブ定義格納ディレクトリの作成先

バッチジョブ定義格納ディレクトリの作成先ディレクトリ

2.3.1.3 バッチジョブ定義データベースの設計

参照

バッチジョブ定義格納ディレクトリの情報の記述形式については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”の“JOBDEFDIR要素”を参照してください。

4.1.1.2 バッチ実行サービスの情報

バッチセットアップ情報ファイル内に指定する、バッチ実行サービスの情報の記述イメージを以下の図に示します。

バッチ実行サービスの情報には、以下があります。

ジョブの実行環境に関する情報

情報名

概要

設計

ジョブの実行環境の操作モード

イニシエータの起動・停止と連動して、ジョブの実行環境(バッチワークユニットおよびイベントチャネル)を自動で起動・停止するかどうかの設定

2.3.2 ジョブの実行環境全体の設計

参照

ジョブの実行環境に関する情報の記述形式については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”の“EXECUTOR要素”を参照してください。

4.1.1.3 バッチ受付サービスの情報

バッチセットアップ情報ファイル内に指定する、バッチ受付サービスの情報の記述イメージを以下の図に示します。

バッチ受付サービスの情報には、以下があります。

バッチ受付サービスのスプール情報

情報名

概要

設計

投入可能ジョブ数

ジョブスプールに投入可能なジョブ数

2.3.3.1 ジョブスプールの設計

ジョブスプールの作成先

ジョブスプールの格納ディレクトリ

ジョブログスプールの作成先

ジョブログスプールの格納ディレクトリ

2.3.3.1 ジョブスプールの設計

参照

バッチ受付サービスのスプール情報の記述形式については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”の“ACCEPTOR要素”を参照してください。

4.1.1.4 ジョブの実行環境の情報

バッチセットアップ情報ファイル内に指定する、ジョブの実行環境に関する情報の記述イメージを以下の図に示します。

ジョブの実行環境に関する情報には、以下があります。
複数のジョブの実行環境が存在する場合には、以下の情報をジョブの実行環境ごとに記述します。

情報名

概要

設計

ジョブキュー名

ジョブの実行環境で使用するジョブキュー

参考

ここで指定した“ジョブキュー名”は、バッチサーバ環境でジョブの実行環境を識別するための文字として、イニシエータ名、バッチワークユニット名などセットアップコマンドで自動的に作成する各資源の名前を決定します。

2.3.2.1 ジョブの実行環境の設計

実行多重度

ジョブの実行環境で動作するジョブの多重度

バッチワークユニットのカレントディレクトリ

バッチワークユニットが動作するディレクトリ

2.3.2.4 バッチワークユニットの設計

イニシエータの自動開始

バッチ実行サービスの開始時にイニシエータを開始するかどうかを指定します。

2.3.2.3 イニシエータの設計


イニシエータの開始ユーザ名

バッチ実行サービスの開始時にイニシエータを開始する場合、開始するユーザ名を指定します。

プロセス縮退運用

縮退運用をするかどうかをyes、noで指定します。
省略値は“yes”です。

2.3.2.4 バッチワークユニットの設計

カレントディレクトリの退避世代数

バッチワークユニットのカレントディレクトリの退避世代数を指定します。

本ステートメントには、0から5の値を指定することができます。

0が指定された場合は、過去の起動時のカレントディレクトリは残りません。

省略値は“1”です。

アプリケーションのプロセスモード

プロセスモードにして運用するかどうかをyes、noで指定します。
省略値は”no”です。

COBOLの使用有無

バッチアプリケーションでCOBOLを使用するかどうかをyes、noで指定します。
省略値は”no”です。

なお、同じバッチワークユニットでC言語とCOBOLのバッチアプリケーションを実行する場合は、”yes”を指定してください。C言語のバッチアプリケーションしか実行しない場合は”no”を設定してください。


参照

ジョブの実行環境に関する情報の記述形式については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”の“QUEUE要素”を参照してください。