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Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
FUJITSU Software

COBOL実行基盤インタフェースを含む開発資産を使用し、バッチアプリケーションをコンパイル・リンクします。
COBOL実行基盤インタフェースを含めてバッチアプリケーションをコンパイル・リンクする場合、コンパイル・リンクの設定に、COBOL実行基盤インタフェースが参照する登録集の格納先ディレクトリ名と、リンクするCOBOL実行基盤インタフェースライブラリを追加する必要があります。
追加するCOBOL登録集の格納先ディレクトリ名と、リンクするCOBOL実行基盤インタフェースライブラリを以下に示します。

コンパイル・リンクの手順

業務ロジック部分のコンパイル・リンク・デバッグを実施した後、COBOL実行基盤インタフェースを含めたコンパイル・リンクを行う手順を以下に示します。

以下の手順で、Interstage Studio のCOBOL/CORBAリモート開発機能を使用したリモートビルドの再実行を行います。

  1. メイクファイルの生成条件の変更

    メイクファイルの生成条件に、COBOL実行基盤インタフェースライブラリとその登録集のパスを追加します。
    メイクファイルの生成条件の変更方法については、“NetCOBOL Studio 使用手引書”の“メイクファイルの生成条件の変更”を参照してください。

  2. メイクファイルの再生成

    メイクファイルを再生成します。
    メイクファイルの再生成の方法については、“NetCOBOL Studio 使用手引書”の“メイクファイルの再生成”を参照してください。

  3. リモートビルドの実行

    再生成したメイクファイルを使用して、バッチアプリケーションをコンパイル・リンクします。
    リモートビルドの方法については、“NetCOBOL Studio 使用手引書”の“リモートビルド”を参照してください。

以下の手順で、Interstage Studio のビルドツールを使用したWindows(R)開発環境でのビルドの再実行を行います。

  1. ターゲットオブジェクトの指定

    E.4.5 COBOL実行基盤インタフェース生成の実行”で生成されたソースファイルは複数の翻訳単位が含まれるため、ターゲットオブジェクトを指定する必要があります。

    [ソースファイル]フォルダに格納されている“xxx_apfwcdr.cob”を選択して、コンテキストメニューから[ターゲットオブジェクトを指定する]を選択します。[ターゲットオブジェクトファイル]フォルダが表示され、フォルダ内にターゲットオブジェクトファイルが表示されます。

    “xxx_apfwcdr.cob”の“xxx”には、[COBOL実行基盤インタフェース生成]画面でCOBOL実行基盤インタフェースの生成対象に指定したアプリケーション情報の、[出力ファイルのプレフィクス]が入ります。

  2. 登録集オプションの追加

    登録集オプションに、COBOL実行基盤インタフェースライブラリの登録集を追加します。
    登録集オプションの追加の詳細は、“NetCOBOL Studio 使用手引書”の“翻訳オプション”を参照してください。

  3. リンクオプションの追加

    リンクオプションにCOBOL実行基盤インタフェースライブラリを追加します。
    リンクオプションの追加方法については、“NetCOBOL Studio 使用手引書”の“リンクオプションの設定”を参照してください。

  4. ビルドの実行

    ビルド対象のプロジェクトを選択して、コンテキストメニューから[プロジェクトの再ビルド]を選択してください。