ここでは、PowerSORT Workstation V5.0L10以降で実施された障害修正により動作が変わるものを以下の表で説明します。
項番 | V/L(*1) | P番号 | 変更内容 |
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1 | V4.0L10 | - | 以下の条件の場合、PowerSORTの出力結果に誤りがあることがありましたが、PowerSORT Workstation V5.0L10以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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2 | V4.0L10 | - | 以下の条件の場合、PowerSORTの出力結果に誤りがあることがありましたが、PowerSORT Workstation V5.0L10以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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3 | V4.0L10 | - | 以下の条件の場合、PowerSORTのレコード選択処理の結果に誤りがあることがありましたが、PowerSORT Workstation V5.0L10以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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4 | V4.0L10 | PG46785 | 以下の条件の場合、PowerSORTのレコード選択処理の結果に誤りがあることがありましたが、PowerSORT Workstation V5.0L10以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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5 | V4.0L10 | - | 以下の条件の場合、PowerSORTが「テキストファイルで入力コード系にEBCDICコード系を指定してます.」というエラーメッセージを出力していましたが、PowerSORT Workstation V5.0L10以降では、障害修正の吸収により「テキストファイルで入力コード系にEBCDICコード系を指定しています.」というエラーメッセージを出力するようになりました。
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6 | V4.0L10 | - | 以下の条件の場合、PowerSORTの出力結果に誤りがあることがありましたが、PowerSORT Workstation V5.0L10以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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7 | V4.0L10 | PG45790 | 以下の条件の場合、出力ファイルの先頭にBOMが出力されないことがありましたが、PowerSORT Workstation V5.0L10以降では、障害修正の吸収により出力ファイルの先頭にBOMが出力されるようになりました。
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8 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61364 | 以下の条件の場合、ソート処理、マージ処理、またはレコード選択処理の結果に誤りがあることがありましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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9 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61365 | 以下の条件の場合、PowerSORTが「bsrtopen関数で指定したBSRTPRIM(keyoption2)に誤りがあります.」という不適切なエラーメッセージを出力していましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により「レコード全体をキーフィールドとする場合のキーフィールドの操作に誤りがあります.」というエラーメッセージを出力するようになりました。
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10 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61377 | 以下の条件の場合、PowerSORTが出力する「ファイル(※入力ファイル名)からのレコード入力中にエラー(※補足情報)が発生しました.」というエラーメッセージの補足情報が不適切となることがありましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により適切な補足情報を出力するようになりました。
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11 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61368 | 以下の条件の場合、指定されたオプションを無視して動作してしまうことがありましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、「オプション(-P)の指定に誤りがあります.」というエラーメッセージを出力してエラー終了するようになりました。
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12 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61369 | 以下の条件の場合、PowerSORTが出力するメッセージ内のエラーコードに誤りがあることがありましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により正しいエラーコードを出力するようになりました。
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13 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61370 | 以下の条件の場合、PowerSORTが「An necessary PowerSORT working area cannot be secured.」というエラーメッセージを出力していましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により「A necessary PowerSORT working area cannot be secured.」というエラーメッセージを出力するようになりました。
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14 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61374 | 以下の条件の場合、再編成フィールドの指定の誤りが検出できず、PowerSORTが異常なレコードを出力することがありましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により「再編成フィールド(※誤りのあるフィールド番号)の指定に誤りがあります.」というエラーメッセージを出力してエラー終了するようになりました。
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15 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61375 | 以下の条件の場合、PowerSORTの出力結果が異常になることがありましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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16 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61693 | 以下の条件の場合、指定されたキーフィールドの操作に関する排他エラーが検出できず、動作してしまうことがありましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により「レコード全体をキーフィールドとする場合のキーフィールドの操作に誤りがあります.」というエラーメッセージを出力してエラー終了するようになりました。
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17 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61694 | 以下の条件の場合、キーフィールドの操作にBSOPT_LNが指定されたものとして動作していましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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18 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG62208 | 以下の条件の場合、PowerSORTが出力する「キーフィールド(※誤りのあるフィールド番号)の指定に誤りがあります.」というエラーメッセージ内の“※誤りのあるフィールド番号”に誤りがありましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により正しい“※誤りのあるフィールド番号”を出力するようになりました。
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19 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG62209 | 以下の条件のとき、レコードを正常に入力できず、出力結果に誤りがあることがありましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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20 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61376 | 以下の条件の場合、出力ファイル(標準出力)の先頭に余分なBOMが出力されることがありましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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21 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61696 | 以下の条件の場合、PowerSORTの出力結果が異常になる(集約フィールドが指定した出力形式で出力されない)ことがありましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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22 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG61697 | 以下の条件の場合、Unicodeファイルの入力開始時に無条件でBOMの長さ(注)分のデータを読み飛ばしていましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収によりUnicodeファイルの先頭にBOMが存在するときだけ読み飛ばすようになりました。また、環境変数BSORT_UNICODEBOMの指定により、BOMを読み飛ばさないようにすることも可能です。
注) Unicode系(UCS-2形式)の場合は2バイト、Unicode系(UTF-8形式)の場合は3バイト。 |
23 | V4.0L10 ~ V5.0L20 | PG62213 | 以下の条件の場合、PowerSORTが「集約フィールド(※異常が検出されたフィールド番号)の内部に不適切なコードが発見されたため,集約処理を中断します.」という警告メッセージを出力してレコード集約処理が中断されていましたが、PowerSORT Workstation V6.0.0以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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24 | V6.0.0 | PG76059 | 以下の条件の場合、PowerSORTが実行結果誤り、無限ループ、または異常終了することがありましたが、PowerSORT Workstation V6.1.0以降では、障害修正の吸収により正しく動作するようになりました。
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*1) V/Lは障害が存在する範囲を示します。