本書の目的
本書は、FUJITSU Software 通信制御サービス(以降、"通信制御サービス"と略します)を導入して、システムを運用する方のために、通信制御サービスの概要を説明しています。
本書の読者
本書は、以下の読者を対象に書かれています。
通信制御サービスを初めて使う方
通信制御サービスの機能概要を知りたい方
通信制御サービスの運用に必要な基礎知識を得たい方
本書を読むためには、以下の知識が必要です。
ネットワークの知識
オペレーティングシステムの知識
本書の構成
本マニュアルは、次の構成になっています。
本書の表記について
マニュアルでは、説明するうえで、次に示す名称、略称および表記を使用しています。
略称
オペレーティングシステム
表 記 | 説 明 |
---|---|
Windows Server 2016 |
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Windows Server 2012 R2 |
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Windows Server 2012 |
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Windows Server 2008 R2 |
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Windows 10 |
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Windows 8.1 |
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Windows 7 |
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その他
表 記 | 意 味 |
[ ] | 画面やダイアログボックスに表示される文字、およびキーボードのキーを示します。 |
FxGQ○○○ | モジュール名を読み替えます。 32ビット版の『通信制御サービス(32bit) V8.0.0』では「F3GQ○○○」 64ビット版の『通信制御サービス(64bit) V8.0.0』では「F4GQ○○○」 |
そのほかの項目
ソフトウェア説明書について
本書で説明する事項以外の参考情報や留意事項などは、「ソフトウェア説明書」に記載されています。本製品をご利用になる前に、必ずお読みください。
「ソフトウェア説明書」は、”README.TXT”というファイル名で本製品のCDに格納されています。
定義情報ファイル説明書について
本製品のCDには「定義情報ファイル説明書」が格納されています。「定義情報ファイル説明書」には、セットアップ情報の定義入出力コマンドと定義情報ファイルに関する注意事項や留意事項などが記載されています。
インターネットでの使用について
本製品は、インターネットへのサービスを提供する目的に設計・製造されていません。インターネットに接続しない環境(イントラネット内)で使用するか、インターネットに接続して使用する場合は、運用環境によりセキュリティ侵害対策を構築した上でご使用ください。
Windowsの操作
すべてのプログラム(アプリ)を表示する方法について
使用手引書およびセットアップユーティリティの記載内容について、一部操作方法が異なる箇所がありますので、次の手順に従って操作を行ってください。
Windows Server 2012 R2 / Windows Server 2012 / Windows 8.1の場合
1.スタート画面を開き、マウスを画面下部に移動させます。
下矢印「↓」が表示されますので、クリックします。
下矢印「↓」が表示されない場合は、アイコンがない場所でマウスを右クリックしてください。
「すべてのプログラム」が表示されますので、クリックします。
2.アプリの一覧に、Windows にインストールされているすべてのアプリが表示されたことを確認します。
アプリがすべて表示されていない場合は、画面を右にスクロールしてください。
Windows Server 2016 / Windows 10 (Anniversary Update適用後)の場合
プログラム(アプリ)の一覧は、スタートメニューに表示されます。
輸出管理規制について
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
登録商標について
Microsoft、Windows、Windows Serverまたはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Ethernetは、米国ゼロックス社の登録商標です。
WSMGRは富士通の登録商標です。
その他各種製品名は、各社の製品名称、商標または登録商標です。
出版年月および版数
出版年月および版数 | マニュアルコード |
2017年6月 初版 | B1FW-6023-01Z0(00)/ B1FW-6023-01Z2(00) |
著作権表示
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
[高度な安全性が要求される用途への使用について]
本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業等の一般的用途を想定して開発・設計・製造されているものであり、原子力施設における核反応制御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにおける運行制御、生命維持のための医療用機器、兵器システムにおけるミサイル発射制御など、極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(以下「ハイセイフティ用途」という)に使用されるよう開発・設計・製造されたものではありません。
お客様は本製品を必要な安全性を確保する措置を施すことなくハイセイフティ用途に使用しないでください。また、お客様がハイセイフティ用途に本製品を使用したことにより発生する、お客様または第三者からのいかなる請求または損害賠償に対しても富士通株式会社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。
[通信制御サービス(32bit) V8.0.0 動作OS]
Windows® 10 (32ビット版)
Windows® 8.1 (32ビット版)
Windows® 7 Service Pack 1適用済み(32ビット版)
[通信制御サービス(64bit) V8.0.0 動作OS]
Microsoft® Windows Server® 2016 (64ビット版)
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 (64ビット版)
Microsoft® Windows Server® 2012 (64ビット版)
Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Service Pack 1適用済み(64ビット版)
Windows® 10 (64ビット版)
Windows® 8.1 (64ビット版)
Windows® 7 Service Pack 1適用済み(64ビット版)
リリース情報
バージョンアップした機能の概要と内容、詳細(マニュアルの該当箇所)、および互換に関する情報を記載しています。
以前のバージョンからバージョンアップした内容を知りたい場合に、お読みください。
新機能
本製品より追加された新機能を説明します。
新機能 | 概要 | 詳細 |
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プラットフォーム展開 | Windows Server 2016に対応します。 | まえがき、第1章 |
PU数の上限変更 | 定義入出力コマンドにて、最大PU数を32から254に拡張しました。 | 定義情報ファイル説明書 |
互換に関する情報
本製品より前のバージョン・レベルからの非互換はありません。