FJSVsme64、FJSVscl64パッケージは、Systemwalker Centric Managerなど、本製品以外の富士通製製品に同梱されている場合があります。その場合のインストール時の注意事項について説明します。
インストールについて
FJSVsme64、FJSVscl64パッケージがインストールされているかを確認します。また、インストールされている場合には、そのバージョン・レベルを確認します。
本バージョンの本製品が同梱しているFJSVsme64、FJSVscl64のバージョンは以下のとおりです。
FJSVsme64 4.2.1 |
以下の手順で、インストールされているFJSVsme64パッケージについて確認します。
# pkginfo -l FJSVsme64 | grep VERSION |
以下の手順で、インストールされているFJSVscl64パッケージについて確認します。
# pkginfo -l FJSVscl64 | grep VERSION |
インストールされている場合にはバージョン情報が表示されます。何も表示されなかった場合にはインストールされていないため、特に注意は不要です。通常どおりインストールしてください。
インストールしようとしている富士通製品に含まれているパッケージのバージョンは、以下の手順で確認できます。
# pkginfo -l -d パッケージファイル名 | egrep -e 'PKGINST|VERSION' |
実行結果は以下のように表示されます。パッケージ名とバージョン情報(下線部)を参照して確認してください。
# pkginfo -l -d /cdrom/cdrom0/PKGS/FJSVsme64.pkgtrans | egrep -e 'PKGINST|VERSION' PKGINST: FJSVsme64 VERSION: 4.2.1 # pkginfo -l -d /cdrom/cdrom0/PKGS/FJSVscl64.pkgtrans | egrep -e 'PKGINST|VERSION' PKGINST: FJSVscl64 VERSION: 2.1.1 |
他の製品が同梱しているFJSVsme64パッケージが古いか同じである場合、FJSVsme64パッケージは本製品がインストールしたパッケージをそのまま使用してください。
他の製品が同梱しているFJSVscl64パッケージが古いか同じである場合、FJSVscl64パッケージは本製品がインストールしたパッケージをそのまま使用してください。
他の製品が同梱しているFJSVsme64、FJSVscl64パッケージのほうが新しい場合、以下の手順で他の製品をインストールします。
本製品が動作している場合には、本製品を停止します。
# isstop -f |
また、本製品以外の製品でも使用されている場合がありますので、すべての富士通製製品を停止してください。停止方法については、それぞれの製品のマニュアルを参照してください。
古いパッケージをアンインストールします。
インストールされているFJSVsme64パッケージが古い場合、以下を実行します。
# pkgrm FJSVsme64 |
インストールされているFJSVscl64パッケージが古い場合、以下を実行します。
# pkgrm FJSVscl64 |
他の製品をインストールします。インストール方法については、各製品のマニュアルを参照してください。
本製品を起動します。
# isstart |
以下の手順でインストールします。
すべての富士通製製品を停止します。停止方法については、各製品のマニュアルを参照してください。
FJSVsme64、FJSVscl64パッケージをアンインストールします。
# pkgrm FJSVsme64 |
本製品をインストールします。
本製品のインストールしたFJSVsme64、FJSVscl64パッケージのバージョンが、すでにインストールされていたパッケージよりも古い場合、FJSVsme64、FJSVscl64パッケージをアンインストールします。
# pkgrm FJSVsme64 |
新しいバージョンのFJSVsme64、FJSVscl64パッケージを同梱していた製品からFJSVsme64、FJSVscl64パッケージを再インストールします。インストール方法については、その製品のマニュアルを参照してください。
1.で停止したすべての製品を起動します。起動方法については、各製品のマニュアルを参照してください。