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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.5(伝送路二重化機能 仮想NIC方式編)
FUJITSU Software

1.4 システム構成

仮想NIC方式のシステム構成を以下に示します。

物理サーバのシステム構成

物理インターフェース“net0”と“net1”を束ねて、仮想NIC“fjvnet0”を構成します。

図1.2 物理サーバのシステム構成


Solarisゾーンのシステム構成

物理インターフェース“net0”と“net1”を束ねて、仮想NIC“fjvnet0”と“fjvnet1”を構成します。ノングローバルゾーンに割り当てます。

図1.3 Solarisゾーンのシステム構成

参考

複数のゾーンで物理インターフェースを共有する場合は、ゾーンごとに優先的に使用する物理インターフェースを変えることができます。例えば、物理インターフェースをfjvnet0側で net0,net1 の順に、fjvnet1側で net1,net0 の順に指定することで、各ゾーンが通信に使用する物理インターフェースを分散させることができます。


Oracle VMのシステム構成

物理インターフェース“net0”と“net1”を束ねて、仮想NIC“fjvnet0”を構成します。仮想NIC“fjvnet0”は仮想スイッチに接続され、ゲストドメインとの通信を行います。

図1.4 Oracle VMのシステム構成