仮想NIC方式のシステム構成を以下に示します。
物理サーバのシステム構成
物理インターフェース“net0”と“net1”を束ねて、仮想NIC“fjvnet0”を構成します。
図1.2 物理サーバのシステム構成
Solarisゾーンのシステム構成
物理インターフェース“net0”と“net1”を束ねて、仮想NIC“fjvnet0”と“fjvnet1”を構成します。ノングローバルゾーンに割り当てます。
図1.3 Solarisゾーンのシステム構成
参考
複数のゾーンで物理インターフェースを共有する場合は、ゾーンごとに優先的に使用する物理インターフェースを変えることができます。例えば、物理インターフェースをfjvnet0側で net0,net1 の順に、fjvnet1側で net1,net0 の順に指定することで、各ゾーンが通信に使用する物理インターフェースを分散させることができます。
Oracle VMのシステム構成
物理インターフェース“net0”と“net1”を束ねて、仮想NIC“fjvnet0”を構成します。仮想NIC“fjvnet0”は仮想スイッチに接続され、ゲストドメインとの通信を行います。
図1.4 Oracle VMのシステム構成