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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.5(伝送路二重化機能編)
FUJITSU Software

C.4.3 カーネルゾーンのネットワークを高信頼化する構成

カーネルゾーンのネットワークを高信頼化する方法としては、NIC切替方式またはGS/SURE連携方式が使用できます。

C.4.3.1 カーネルゾーンのネットワーク高信頼化(NIC切替方式)

以下に、NIC切替方式を使用した場合の例を示します。

図C.8 NIC切替方式を使用した場合

仮想インタフェースが束ねているプライマリ側のインタフェースの経路で伝送路異常が発生した場合でも、伝送路二重化機能によりセカンダリ側のインタフェースへ切替えが行われるため、カーネルゾーン上のアプリケーションは通信を継続することができます。

C.4.3.2 カーネルゾーンのネットワーク高信頼化(GS/SURE連携方式)

以下に、GS/SURE連携方式を使用した場合の例を示します。

図C.9 GS/SURE連携方式を使用した場合

仮想インタフェースが束ねているインタフェースのどちらか一方の経路で伝送路異常が発生した場合でも、伝送路二重化機能により経路の切替えが行われるため、カーネルゾーン上のアプリケーションは通信を継続することができます。