カーネルゾーンのネットワークを高信頼化する方法としては、NIC切替方式またはGS/SURE連携方式が使用できます。
以下に、NIC切替方式を使用した場合の例を示します。
図C.8 NIC切替方式を使用した場合
仮想インタフェースが束ねているプライマリ側のインタフェースの経路で伝送路異常が発生した場合でも、伝送路二重化機能によりセカンダリ側のインタフェースへ切替えが行われるため、カーネルゾーン上のアプリケーションは通信を継続することができます。
以下に、GS/SURE連携方式を使用した場合の例を示します。
図C.9 GS/SURE連携方式を使用した場合
仮想インタフェースが束ねているインタフェースのどちらか一方の経路で伝送路異常が発生した場合でも、伝送路二重化機能により経路の切替えが行われるため、カーネルゾーン上のアプリケーションは通信を継続することができます。